Scrum Ventures、ニューノーマル時代のスマートシティをテーマとするオープンイノベーションプログラム「SmartCityX」を発表

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Image credit: Scrum Ventures

サンフランシスコと東京に拠点を置く Scrum Ventures は26日、スマートシティをテーマとするオープンイノベーションプログラム「SmartCityX」を発表した。プログラムには、損害保険、エネルギー、モビリティ、IT、広告(未来事業部門)、鉄道の6つの分野で、それぞれパートナー企業が協業する。

  • 損害保険………あいおいニッセイ同和損保
  • エネルギー………出光興産
  • モビリティ………トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)
  • IT………日本ユニシス
  • 広告(未来事業部門)………博報堂
  • 鉄道………東日本旅客鉄道(JR 東日本)
プログラムを説明する Scrum Ventures ジェネラルパートナーの宮田拓弥氏
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Scrum Ventures やメンターとして知見やネットワークを提供、また、今回は、プログラムから生まれる成果は特定の地域に適用することを前提としないが、三重県や東京都渋谷区がオブザーバーとして参画し、地域課題の共有や実証フィールドの提供で協力する。

本プログラムに募集されるスタートアップの領域は以下の6つ。

  • コンシューマープロダクト&サービス
  • モビリティ
  • スマートビルディング
  • エネルギー&資源&サステナビリティ
  • インフラストラクチャー
  • ソーシャルイノベーション
プログラムを説明する Scrum Ventures ジェネラルパートナーの宮田拓弥氏
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プログラムアドバイザーに元 NBA 選手でエンジェル投資家でもある Baron Davis 氏を、また、A.T. カーニージャパン会長の梅澤高明氏、東京大学大学院情報学環 学環長の腰塚登氏らをメンターに迎える。

このプログラムの対象となるのは、日本のみならず世界中のスタートアップで、事業ステージ(アーリー、ミドル、レイターなど)は問わない。今日から11月末までスタートアップが募集され、パートナー企業とともに採択。来年2月から6月までメンタリングと事業開発プログラムが展開され、5月〜6月を目途にプログラム成果を披露するデモデイが開催される予定。

Scrum Ventures では SmartCityX の2年目以降は、実証だけに限らず、本格的な社会実装に取り組む持続的な事業ビークルの設立を視野に入れるとしている。

メンターやパートナー企業の皆さん
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