AI を活用した恋愛ナビゲーションアプリ「Aill(エール)」を運営する AILL は17日、オンラインで記者会見を開き、九州地域の経済活性化を目的とした婚期創出事業で、九州経済連合会(九経連)と協業すると発表した。アプリを通じて、九経連加盟企業間で社外の独身社員との出逢いの場を提供し、AI がコミュニケーション支援を行う。
AILL は2018年、デジタルガレージ(東証:4819)と北海道新聞のジョイントベンチャー、D2 Garage が運営するスタートアップアクセラレータ「Open Network Lab HOKKAIDO」第1期に採択され、デモデイで最優秀賞を獲得。また、2019年に開かれた、B Dash Camp 2019 Spring in Sapporo でもファイナリストに採択された。昨年11月〜今年3月まで企業11社(企業名は非開示)でアプリのトライアルを実施し、サービスの安全性と有効性が確認されたとして、8月3日より関東圏を中心に事前登録を開始した。
同製品は現在プレオーダーを受け付けており、22カ国で販売される予定だ。米国ではBest Buy、GameStop、Target、Walmart、英国並びにEU圏ではCurrys PC World、FNACDarty、またグローバル規模でアマゾンが販売を務める。日本では、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、Geoなどが販売店を務めるが、オンラインでの購入に対応するかは明確ではない(編集部注:17日時点でビックカメラ・ヨドバシカメラのオンラインショップで販売が確認できている)。