〝空飛ぶクルマ〟を開発するSkyDrive、シリーズBラウンドで政投銀など10社から39億円を調達——公開有人飛行試験に成功

SHARE:
SkyDrive 創業者とシリーズ B ラウンドに参加した投資家の皆さん
Image credit: SkyDrive

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

航空機・ドローン・自動車エンジニアが集う有志団体 CARTIVATOR メンバーから発足したスタートアップ SkyDrive は8月28日、シリーズ B ラウンドで39億円を調達したことを明らかにした。本ラウンドに参加した投資家は次の通り。

  • 日本政策投資銀行
  • 伊藤忠商事(東証:8001)
  • 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
  • ENEOS イノベーションパートナーズ
  • 大林組(東証:1802)
  • 環境エネルギー投資
  • STRIVE
  • 日本電気(NEC、東証:6701)
  • ベリサーブ
  • 三井住友ファイナンス&リース

これは SkyDrive にとって、2019年9月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。なお、今回ラウンドに参加した伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、環境エネルギー投資、STRIVE は、前回ラウンドに続くフォローオン。2018年11月のシードラウンド(Drone Fund から3億円)から数え、SkyDrive の累積調達額は57億円に達した。

SkyDrive が開発する「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」は、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。モビリティ分野の新たな動きとして、世界のみならず日本でも都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものと期待されている。既存の航空機に比べ低コスト・低騒音で、離発着場所もコンパクトになる。

SkyDrive はまた、開発した有人機「SD-03」を使って、愛知県豊田市にあるテストフィールドで、約4分間にわたり公開有人飛行試験に成功したことを明らかにした。同社では今後、有人試験機SD-03の実験結果をもとに、より幅広い環境下での飛行実験を重ねることで、さらなる安全、安心な技術の開発を進めるとしている。

SkyDrive は、今年末までにSD-03の飛行承認を得て、2023年までにプロトタイプを商業モデルに移行したい考え。また同社は、最大高度500メートル、時速100Km、航続距離19Kmで飛行可能とされるコンセプトモデル「SD-XX」も開発中だ。

SkyDrive は2014年に「TOKYO STARTUP GATEWAY 2014」のファイナリストに採択。 Infinity Ventures Summit 2015 Spring in 宮崎の Launch Pad で5位に選ばれた。

via PR TIMES, PR TIMES