建設現場ロボット開発、建ロボテックが約2億円を調達——モバイルインターネットキャピタルなど出資

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建設現場用の協働型ロボット「トモロボシリーズ」を提供する建ロボテックは9月15日、グローカリンクとモバイルインターネットキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表している。これに中国銀行、商工組合中央金庫による長期融資も合わせて調達した資金は約2億円。ラウンドはシードで、調達した資金で結束作業や他の作業を省力化するロボット開発を進め、2021年の発表を目指すとしている。

同社は、建設現場用協働型ロボット「トモロボシリーズ」を2020年1月より正式販売を行っており、全国の建設現場で活用されている。市販の手持ち電動工具をセットすることで、鉄筋工事における「結束作業」を自動化できる協働ロボット。従来、人手だけで実施してきた工程を人+ロボット班に手分けして省人化を図れるとしている。

調達した資金で開発を進めるのは、これまで対応不可能であった、土木・インフラ工事向けの太径に対応するための対応機。富士ピー・エス社の協力により開発を進めており本年中の完成を目指す。同社施工現場でのテストなどの模様も公開予定。

via PR TIMES

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