もう一つの世界「Facebook Horizon」:少人数で体験するソーシャルネットワーク(2/6)

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Facebook Horizonの異次元空間/Image Credit: Facebook

※編集部注:本稿はGamesBeat編集部によるメタバース「Facebook Horizon」特別インタビューのつづき(前回はこちらから)。

GamesBeat: コミュニティ空間はかなり広くなりそうですね。ただ、実際のクリエイターにとっては狭く感じる可能性があります。どのような判断基準でスペース規模は決定されたのでしょうか

Ari Grant:クリエーションスペースは広大ですが、決して私たちは大きければよいとは考えていません。むしろ、クリエイターが好みに応じて自由に使える環境を整えることを考慮しています。仮にHorizonの世界で4つの壁だけ設置して小さな空間を作りたいと思えば、もちろん可能な設計となっています。あるいは、参加者が冒険に出かけられるような広大なエリアを設計したい場合でも、容易に作ることができます。

もう一つ、私たちがよく目にするのはサウンドステージのセットのようなものです。これはユーザーが違う空間へテレポートできる、小さく異なるエリアを作ることができます。

現在は、あるスペースに参加できる人数には制限があります。そのため、クリエイターが一つの世界を作るときは4人、8人のオプションから選択します。私たちが少人数からスタートしたのには、一つ一つの繋がりや関係性を構築しやすくさせる意図があります。VRの世界には、まだ友達がいないユーザーも多いので、まずはだれか新しい人と触れ合う機会になればいいと思います。今後は、少人数のユーザーからのフィードバックを通して、より多くの人が一度に参加できる体験空間を目指していきます。

GamesBeat:ローンチ時に最低限求めている体験はどういったものでしょうか?また、いくつほどの体験を想定しているのでしょうか

Meagan Fitzgerald:招待制ベータ版の現在でも、あらゆるクリエイターが新しい世界を作り上げていることをとても嬉しく感じています。数値的な目標値を持つことは未だ悩んでいますが、ローンチ時には強固な安全性を確保した経験を必ず提供することは絶対条件です。たくさんの経験を用意するというよりも、一つ一つの経験の質を確実なものとしていく狙いがあるため、β版も招待制としています。

また、ローンチ時にはデモでもあったように、ミュートロックをしたり休憩をするためのスリーブモードは備え付けます。加えて、状況に応じて事案に対処する担当者を用意し、安全性の向上に努めていきます。

その他には、ユーザーがレポートを提出しやすいように音声のローリングバッファを利用した施策を取っています。これにより、ユーザーが送信したい時のみデータを送信でき、何もタイピングする必要もありません。安全性は私たちの優先事項ですし、ユーザーが選択肢を持っている状況を大切と考えています。それを基に人々が協力し、あらゆる世界を旅する経験を得ていただきたいと思います。

GamesBeat:Horizonは、何か別のものに例えることはできますか?例えば、「MinecraftのVR版」といったものです

Ari Grant:私はFacebook Groupsの中でアクティビティを通じて交流することに似ていると感じています。Facebook Groupsは、興味を基にメンバーが構成されて、自由に入ったり退出したりすることが可能です。また、ほかの表現ではHorizonを「実際に体験する」ソーシャルネットワークと捉えています。FacebookやInstagramは、「シェアする」ソーシャルネットワークと言えるでしょう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】