もう一つの世界「Facebook Horizon」:仮想世界はシェアの精神で拡大する(4/6)

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Facebook Horizonの中にトロイの木馬を作ってみた/Image Credit: Facebook

※編集部注:本稿はGamesBeat編集部によるメタバース「Facebook Horizon」特別インタビューのつづき(前回はこちらから)

GamesBeat: Quest、Quest 2、Rift Sと、使用するハードウェアによって見た目は変わりますか?

Fitzgerald: 体感は一般的にほぼ同じです。Quest 2は解像度がよいので、同じ体験でもわずかに現実味が増します。しかし、この差異はHorizonを楽しむ上で支障のないものと考えています。

重要なのは社会的な関わり合いであり、1つのスペースを一緒に楽しめることなのですから。私たちは、グループやコミュニティのために最適化したいのです。プラットフォーム全体にわたって体験を注視し続けます。私たちは、プラットフォームのすべての人々が一緒に体験できるようにしたいのです。

GamesBeat: 著作権侵害の恐れから考えると、すでにできあがったものをワールドへ持ち込むことは望ましくありませんが、何かを作るのに役立つようなもの、たとえば画像、テキスト、サインなどを持ち込むことはできますか?

Grant: 現時点ではVRの外からインポートすることはできません。Horizonにはエレメントをパッケージングしてシェアするシンプルなシステムがあります。たとえば一人が椅子をパッケージングし、他の人がその椅子を使うというように。

今のところ、想定している主なユースケースは、複雑なスコアボードを誰かが時間をかけて作り上げ、その後、他の人々がそれを利用するというように、お互いに物をシェアしたり使ったりする機会を持つということです。ただし現時点では他のシステムからのインポートはできません。

Horizonが容易にアクセスできることを感じてほしいです。アプリの中を探検して作られた物を見て、「私にもできそうだ。やってみたい」と思ってもらえたら嬉しいです。このアプリのすばらしいところは、誰でもそのチャンスがあるということです。繰り返しますが、初期ユーザーによるベータ版だからこそこのことを第一にして、それぞれの道をサポートできるようクリエイターと協力していきたいです。

GamesBeat: いずれコマースも作れるのではないかと思います。人々がHorizon内で作ったものを交換したり売ったりする

Fitzgerald: それに関してもご意見いただきたいです。すぐにマネタイズする予定はありません。すばらしいユースケースとして出てきたアイデアは、交換というよりプレゼントです。人々が互いに、相手のために世界や環境を作るのです。ワールドビルダーを使うのが上手な人に作ってもらうとよいでしょう。

デモ中に、相手が好きなものばかりを集めたワールドを作ってあげた人がいました。このように環境を通して自分自身を表現し、人とシェアするという活動のために、私たちはツールを誰でも簡単に使えるものにしたいと思っています。なぜなら全ての人々が誰かのために何かを作りたいという気持ちを持っているからです。とても有意義なインタラクションで、これが初期の頃からの大きな動機付けです。人々が作ったものをシェアする方法をフィードバックに基づいて改良していくつもりです。

Grant: ユーザーには、自分が作ったものをコントロールする権利があります。たとえば私が作ったワールドは、私が許可すれば、他のユーザーがクローンを作ったりリミックスしたりすることができます。クリエイターは「これは、再利用が可能なエリアに置いて、他の人がリミックスできるようにしたい」と言うこともあれば、「いや、これは自分だけのものにする」と言うこともできます。

時間をかけて作ったワールドには思い入れがあることを私たちは理解しています。成長に合わせ、アプリの中でコンテンツを登場させる場所や方法に対してクリエイターがより多くのコントロール権を持てるようにしていくつもりです。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】