【新・Apple Watchレビュー】寝たかどうかを正確に判断(2/3)

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睡眠データの有用性

(前回からのつづき)スリープトラッキングアプリのUIは至ってシンプルだ。好みの就寝ルーティーンを設定すれば、該当する時間に間でトラッキングをしてくれる。トラッキングスケジュールは、平日の1日ごとに設定するか平日と週末のどちらかをまとめて設定することが求められる。

Apple Watchが収集するデータが正しいと想定すると、ディスプレイに表示されるデータは非常に細かく集計されていることが分かる。タイムスタンプは就寝時間と起床時間を表しており、バーチャートは過去14日間の比較を目的としている。さらに詳細が気になる場合は、Healthアプリより「平均就寝時間」・「平均睡眠時間」を確認することもできる。

ただ、一晩寝ただけだと情報量があまりにも少なく驚くだろう。Healthアプリは、水色の就寝時間と濃い青で実際の睡眠時間を重ねたバーのみが表示されているだけだ。深い眠りだったのか、レム睡眠なのかなどについての情報かどうか、心拍数や他の情報を比較することもできない。

同社によれば、あまりにも多くの情報を提供することは今まで以上に睡眠に対する不安要素を作り出す可能性があり、機能に制限をかけているとしている。しかし、現状においては不便さの方が勝る結果となった。

驚くほどの正確さ

最もポジティブな要素として挙げられるのは、確かに機能としては少ないものの示すデータの正確性だろう。Watchは動きの情報、手首の位置、心拍数などのセンサーデータを基に、単に就寝準備に入った状態と睡眠状態を区別することに成功している。眠りに落ちるまでに要した時間は水色のバーと、濃い青のギャップで分ごとに示されている。筆者の2人の友人と子供の様子も同じように計測されていた。

筆者の子供の睡眠バーを観察すると、一定期間で睡眠の短い中段が計測されていることが分かった。こうした繊細なデータトラッキングは、将来的に行き過ぎたデータの利用だと捉えられることをAppleは懸念しているのかもしれない。しかし究極的には、ユーザーがどれだけ情報を得たいかのコントロールをすることが可能であれば特に問題であるとは言えない。現状はただ、睡眠データが反映されたものを受け取るだけだが将来的には変わる可能性がある。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】