代替肉・Impossible Foodsの挑戦:研究開発チームを倍増へ(1/3)

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植物をベースにした「Impossible Burger」を製造するImpossible Foods畜産業を廃業に追い込むため、近年中に研究開発チームの規模を2倍にする予定だ。同社のミッションは植物を肉、魚、乳製品に変えることで、彼らが「世界で最も破壊的な技術」と呼ぶ“動物”の利用によって引き起こされる地球温暖化や生物の多様性崩壊を食い止めることにある。

同社は技術投資を拡大し、問題解決のために科学者を集める「Impossible Investigator」プログラムを開始することでこれを実現しようとしている。彼らは動物性食品を「気化」させることが気候変動を止めるための最良の方法であることに変わりはないと主張している。植物性ミルクのような製品で気候変動を食い止めることを目指しているのだ。

主力商品であるImpossible Burgerは、すでに動物由来の食品の代替が進んでおり、その生産は温室効果ガスの排出と、野生動物減少を食い止める最大の要因の一つとなっている。ライバルにはBeyond Burgerなどがいる。

Impossible Foodsはシリコンバレーで現在実施しているプロジェクトに参加する科学者、エンジニア、その他のR&D専門家を約50人募集している。現在600人以上の従業員を抱えており、Impossibleは2011年の創業以来、15億ドルの資金調達を実施した。今年は2回のラウンドでは7億ドルを調達し、その資金はテクノロジープラットフォームとR&Dチームの拡大に充てられる予定だ。

Impossible Foodsが開発する「Impossible Burger 2.0」Image Credit: Impossible Foods

スタンフォード大学の生化学名誉教授であり、元ハワード・ヒューズ医学研究所の研究者でもあるPatrick Brown CEOによって創業された。彼は数々の賞を受賞したスタンフォードの生化学研究室の仕事を辞め、2011年にImpossible Foodsを立ち上げた。2016年頃には、最高財務責任者(CFO)のDavid Lee氏を迎え入れることで、事業拡大のための人材を採用するようになり、ラスベガスで開催されたビッグテックのトレードショー「CES」にも出展している。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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