ウリドキ、フィギュアの真贋保証付きマーケットプレイス「4real(フォーリアル)」を事業譲渡——中国市場との相性の良さに期待

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「4real」
Image credit: Uridoki

買取モール「ウリドキ」を運営するウリドキは3日、フィギュアに特化した真贋保証付きの越境売買 C2C 「4real(フォーリアル)」を事業譲渡したことを明らかにした。譲渡先は、中国のモバイル検索市場最大手「易査(Yicha)」の検索エンジンの日本向けローカライズで2006年に市場参入し、現在は広告配信プラットフォームや広告事業を展開する YICHA。譲渡金額など詳細は不明。

今年3月にローンチした 4real は、フィギュアの個人間取引に特化したマーケットプレイス。フィギュアの個人間取引は偽物が横行しているため、4real では売買仲介に加え、版権シール、顔の表情、彩色のむら、箱の印刷、においと弾力などから総合的に真贋を判断するサービスを提供。また、日本のフィギュアは海外でも人気があるため、複数言語・PayPal 決済により海外需要にも対応していた。

ウリドキは買取価格比較サイトからスタートし、その後、複数の買取店が参加する買取モールにピボット。2018年には、バーコードスキャンだけで不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」をローンチした(現在はサービスを終了)。これまでに3.3億円を調達しており、昨年には買取店向けに中古品の海外実勢価格を提供する目的で、「eBay.com」を運営する日本法人イーベイ・ジャパンと提携した。

ウリドキ創業者で代表取締役の木暮康雄氏にとって、今回の事業譲渡は、ウリドキ(創業時の名前はウリドキネット)の前の2005年に起業した最初の事業「全巻読破ドットコム」に続く2度目のものとなる。

BRIDGE の取材に対し、木暮氏は、中国市場との相性の良さへの期待感から YICHA への事業譲渡の話が進んだと説明した。中国では「Poizon(毒)」などの転売・買取サイトが現れているが、スニーカーやファッション、クルマなどの取り扱いが多く、フィギュアに特化したサイトはまだ存在していない。ウリドキでは今後、コア事業である買取モール「ウリドキ」の運営にさらにコミットするとしている。

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