Anneさんの好きなゲームはRainbow SixやEscape from Tarkovのような一人称視点(FPS)のシューティングゲームだが、何でも試したいと考えている。彼女はTwitchで最も人気のあるプレイヤーではない。しかし、常にオンラインであることを気にしないでいられる生活を自ら切り開いてきた。
Anne Munition:ストリーミングを始めたのは6年半前からです。でも、プロのeスポーツ・プレイヤーという意味では、競技的にプレイしているわけではなくてただのストリーマーです。ストリーミングしている人は当時はもっと少なかったですね。FPSゲームはたくさんプレイしていますがもっとうまくなりたいです。
Anne Munition:わからないです。ここ数年でスターダムに急上昇したストリーマーの中にはもっと最近に始めた人もたくさんいますよ。ただ、ストリーミング全般が飽和状態にあるとはいえ、今の時点で成功するのは不可能ですね。TwitchはGlitchConのイベントを開催したばかりで、今年だけで8,500人の新しいパートナーがやってきてました。しかもパートナーだけじゃありません。なんだかんだ約50万人の関係者もいるんです。多くの人がストリーミングでなんかやろうとしていて、飽和状態。今始めるのは難しいんじゃないかな。
GamesBeat: はじめた頃よりも競争は激しい?それとも持続的なポジショニングはできてる?
Anne Munition:ストリーミングには浮き沈みがあるんです。成功している期間には視聴者数が増加し、その後、視聴者数の減少が同じようにやってくる。浮き沈みするんです。同じ数字を維持するのは難しいし、Twitchのトレンドは常に変化しています。『Fall Guys』が大ヒットしたかと思ったら次は『Inoming Us』が大ヒットしました。物事は常に進化し、変化し続けるんです。
GamesBeat: ゲームを切り替えることはよくありますか?
Anne Munition:バラエティゲームをやっている人ほどゲームを切り替えることは少ないと思いますよ。というのも、さっきの話のような一人称視点のシューティングゲームにハマってしまうんですよ。上手くなりたければコミットしないといけないし、週に一度プレイして上達するものではありません。例えば『Rainbow Six: Siege and Escape from Tarkov』みたいなのは何カ月も続けてプレイします。もちろん、たまには違うゲームにも挑戦していますね。『Assassin’s Creed: Valhalla』とか、シングルプレイヤーのストーリーゲームも楽しんでいます。ただ他の人に比べれば、あまり飛び回らないかもしれないです。
デザイナーズトイという分野がにわかに脚光を浴びているようだ。アートトイ、あるいは、フィギュアトイなどいくつかの異名を持つが、定義としては、アニメやゲームなどのキャラクタを元にしたものではなく、原作者が自らオリジナルで生み出したフィギュアなどの総称だ。近年、中国では「HENIBOX(和你)」や「POP MART(泡泡瑪特)」といったスタートアップが生まれ、後者は人気キャラクタ「Molly」やブラインドボックス(いわゆるガチャガチャのように、どの商品が出てくるかわからない仕組み)の「Pucky Pool Babies」の成功で今年6月に香港市場への IPO を果たした。
このデザイナーズ・トイの分野に、日本からも挑戦を始めるスタートアップがいる。「tretoy(トレトイ)」を運営するアダビトだ。同社は26日、プレシリーズ A ラウンドで F Ventures と iFund から数千万円を調達したと発表した。仙台出身の後藤颯太氏(CEO)と山形出身の池野一樹氏(CTO)が2016年に立ち上げたアダビトは、これまでに音楽発掘アプリ「DigDig」や空いた時間に誰かに会えるアプリ「moonside(ムーンサイド)」などをローンチ。大幅ピボットで、tretoy が3度目のプロダクトとなる。これまでの全てのプロダクトが「社是である『これからの自分にワクワクできる世の中をつくる』に沿ったもの」と後藤氏は言う。
世の中にない技術や仕組みを社会に実装する場合、まずはプロトタイプを作って実証実験(Proof of Concept・POC)を行い、効果検証などをするわけですが、ロボティクスやハードウェア系のスタートアップは、このPOCをやるやらないの交渉で1年使ってしまう。そして、仮にPOCを行っても結局次に進まず、また違う顧客候補と実証実験を行う、というのを繰り返す『POC屋さん』になってるケースが多くあります。
先週公開された内部発表によると、数百万人民元の不適切な支払いを受けたとして告発されたのを受け、9月に Cainiao Logistics(菜鳥網絡)の元副社長 Shi Miao 氏が逮捕された。2016年に Cainiao(菜鳥)で働き始めた Shi 氏は、6月にCainiaoでの役割を辞任した。(晩点)