Apple、iPhoneの発売延期をものともせず、2020年第4四半期に647億米ドルの収益を記録(1/2)

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2020年は歴史の中で思い出したくもない年になったが、Appleにとっては非常に良い年となった。同社は4つの四半期のうち3四半期で記録的な収益を上げて2020年を締めくくった。本日(10月29日)、Appleは第4四半期の売上高が647億ドルに上ったことを発表した。成長を続ける同社のサービス事業の力強さとMacの売上高が過去最高を記録したことについても再び言及したが、例年は数字を押し上げるiPhone発売後の最初の週末が今回は異例にも含まれていないために相殺されたとした。

アナリストによる予測では、Appleの売上高は概して637億ドルとなり、iPhoneとMacの売上が減少したにもかかわらず640.4億ドルの売上高を記録した昨年同期から0.5%の減少となるだろうと見られていた。当時、AppleはiPadおよびウェアラブルによるヘルス関連の堅調な売上とサービス事業の加速的な成長を報告していた。だが、Appleはこの予測を10億ドルも超えてみせ、前年比1%増、1株あたり利益は0.73ドルとなった。

Appleによれば、第4四半期の売上高はiPhoneが264.44億ドル、Macが90.32億ドル、iPadが67.97億ドルで、「ウェアラブル、ホームアクセサリ類」の合計売上高は78.76億ドル、サービス事業は145.49ドルだった。前年同期はMacが69.91億ドル、iPadが46.56億ドル、ウェアラブルは65.2億ドル、サービス事業は125.11億ドルで、これらのカテゴリでは増加となったが、iPhoneは新型コロナウイルス関連での出荷遅れのために333.62億ドルから大きく減少した。

Appleのティム・クックCEOは次のように述べた。

「引き続き新型コロナウイルスの影響を受けているにもかかわらず、Appleはこれまでで最も実りの多い製品導入期間の最中にあります。そして初の5G対応iPhoneラインナップが主導する新製品群すべてにおいて、初期反応はきわめて良好です」。

iPhone 12およびiPhone 12 Proの発売は10月半ばだった。続くmini、Pro Maxモデルの発売は11月半ばに予定されているため、2021年第1四半期の売上は増加するだろう。

地理的にいうと、Appleの南北アメリカでの純売上高は前年比で293.22億ドルから306.98億ドルへと成長した。ヨーロッパでは149.46億ドルから169億ドルへ、日本では49.82億ドルから50.23億ドルへ、アジア太平洋地域では36.56億ドルから41.31億ドルへと増加した。

だがiPhoneの人気が最も高い地域のひとつである中華圏では、新型iPhoneの遅れが反映して111.31億ドルから79.46億ドルへと急落した。国外での売上は第4四半期の59%となり、前年同期の60%よりもわずかに減少した。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】