Twitterの“24時間で消える”「Fleets」は会話のハードルを下げる(1/2)

SHARE:
Image Credit : VentureBeat

Twitterとは何かーー。このソーシャルメディア・プラットフォームが立ち上がってから14年以上が経過した今でも、この質問に答えるのに多くの時間が必要になる。今日(原文掲載日は11月17日)、24時間で消える「Fleet」の公開で、Twitterは会話の形を変えようとしている。

昨日のプレスブリーフィングで開発責任者たちは約20分を費やして、Twitterの使命(”社会の会話に奉仕する”)を説明するだけでなく、その多くの欠点を認めていた。人々は安全にツイートできているとは感じていないし、威圧されていて、そして多くの人はTwitterを理解していない。ほとんどの人はただうろついているだけだ。

「人々が受動的にただ眺めているだけの状態から、能動的な活動に移行するのを妨げていたものは何だと思いますか?」ーー Twitterの調査責任者であるNikkia Reveillac氏はこう私たちに尋ねた。「人々が話をすることから学んだことは、つぶやきと会話に従事することは、まさに信じられないほど恐ろしいことができる、ということです」。

結果的にTwitterはフィルタリングされていない生の考えを共有することを恐れない、一部の人々によって支配されたプラットフォームとなってしまった。10月に発表されたPew社の調査によると、10%のユーザーが米国の全ツイートの92%を占めていたそうだ。

では、このようなあるまじきTwitter職人たちを弾くにはどうしたらよいのだろうか。

Twitterは今年に入ってから、威圧的な要素を下げるためのいくつかの段階的な措置を取ってきている。1月には、Twitterは人々が返信を非表示にできるようになることを発表した。その後、8月に同社はユーザーがより選別された会話を可能にするため、Tweetに返信することができる人を選択できる新機能を公開している。

この感情の延長上にあるのがFleetsだ、というのだ。

確かにこのように深く分析された文脈や調査はすべて正しいかもしれません。しかしそれはまた、SnapchatをコピーしたInstagramのストーリーズの、これをさらに模倣したFacebookのストーリーズに洒落たインテリ装飾を施したもののようにも見える。

「このフォーマットはみなさんには馴染みがあるかもしれません。しかし、私たちはこのフォーマットと、それがTwitter上の人々にとってどのように機能するのかを体系的に探求してきました。そして、市場テストと調査を通して、私たちのプラットフォームにとって意味があることに気付いたのです」。

こう語るのはデザイナーのJoshua Harris氏だ。

彼はFleetsの機能によって多くのユーザーがより会話に飛び込みやすくなるだろうと述べた。Twitterは、多くのユーザーがTweetを書き始め、下書きフォルダに残したままにしておいて二度と戻ってこないことを確認している。一時であるということで、Fleetsはこれらの躊躇する人たちが感じているかもしれないプレッシャーを軽減できるというのだ。理論的には。

確かにTwitterの方法は、他のプラットフォームでのやり方とかなり似ている。Tweetを書き始めて、それをタイムラインにシェアするか、Fleetsにシェアするかを決める。後者の場合、基本的には画像になる。Fleetsを共有する前に、ユーザーは上に絵文字や他のテキストを追加することができる。今後数カ月のうちに、Twitterはステッカーやさまざまなクリエイターツール、ライブ配信などの機能を追加していく予定だ。

他のユーザーのFleetsは、自分のタイムライン上に円で表示され、24時間のみ表示される。リアクションやコメントをしたい場合、レスは作成者へのダイレクトメッセージとして表示されることになる。

同社は3月にブラジルでFleetsのテストを開始したが、その結果に十分な自信を持っており、世界中でFleetsはスタンバイ状態になっているそうだ。

「心配するような公開の「いいね!」やリツイートはありません。私のFleetsに返信した人は誰でもダイレクトメッセージで個人的に返信してくれるので、フォロワーのスパムを気にすることなく、一対一のプライベートな会話が生まれます。私たちはこれをテストしてみましたが、Fleetsを使うことで、人々がより快適に会話に参加できるようになることがわかっています」(Harris氏)。

まあ、多分そうなのだろう。しかし記者会見でHarris氏はこの計画のアキレス腱であるスクリーンショットについて質問されていた。そう、現時点ではスクリーンショットを撮影してしまえば、ユーザーは自由にそれを引っ張ってくることができてしまうのだ。(次につづく)。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録