ロボアドバイザー提供のウェルスナビ、東証マザーズ上場へ——時価総額は494.6億円に

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ロボアドバイザー「WealthNavi」を提供するウェルスナビは18日、東京証券取引所に提出した上場申請が承認されたと発表した。同社は12月22日、東証マザーズ市場に上場する予定で、SBI 証券が主幹事を務める。証券コードは7342。250万株を公募し、1,309万4,300株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは155万9,400株。

想定発行価格は1,100円で、時価総額はおよそ494.6億円になる。価格の仮条件は12月3日に決定し、ブックビルディング期間は12月7日から12月11日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は12月14日。有価証券報告書によると、同社の2019年12月期における売上高は15億5,290万円で、経常損失は20億5,700万円、当期純損失は20億6,080万円。

ウェルスナビは2015年4月、代表取締役の柴山和久氏により創業。柴山氏は東京大学を卒業後、日本とイギリスの財務省で9年間にわたり、予算や税制、金融など幅広い仕組みづくりに携わった経験を持つ。退職後はマッキンゼーにて勤務し機関投資家のサポートやリスク管理、資産運用プロジェクトを手がけた。

ロボアドバイザーサービス WealthNavi は「長期・積立・分散」の資産運用を全自動で行うサービスだ。2016年7月の約4年3カ月となる2020年11月10日時点で、口座数は34万口座、預かり資産3100億円を突破したことを明らかにしていた。2019年には、日経の未上場企業の企業価値ランキングで上位10社に選ばれている。

ウェルスナビは20社以上に上る多くのベンチャーキャピタルから出資を受けていることでも知られる。株式の保有比率は、CEO の柴山氏(24.84%)を筆頭に、SBI ホールディングスや SBI インベストメント(複数のファンド通じて合計13.5%)、グリーベンチャーズ(出資当時、9.18%)、Infinity Venture Partners(出資当時、6.39%)、グローバル・ブレイン(5.96%、なおグローバル・ブレインはソニーフィナンシャルベンチャーズとの共同運用ファンドでも出資)、DBJ キャピタル(2.80%)、東京大学協創プラットフォーム開発(2.40%)などが続いている(信託分は当該順位から除外)。

<ウェルスナビのこれまでの軌跡>