女性ストリーマーAnne Munitionさんに聞く:一緒にプレイすること(6/7)

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オンラインで絶大な人気を誇る『Escape From Tarkov』
Image Credit: Battlestate Games

(前回からのつづき)

GamesBeat: 世界で最近起こっていることが原因で、やりたいことに変化はありましたか?

Munition: いえ、特に。Tarkovを始める前は、よく『Rainbow Six: Siege』をプレイしていましたが、私にとってかなりソーシャルなものでした。最近はマルチプレイヤーゲームをよくプレイしています。Discordチャンネルの通知が多すぎるとコメントしたり、私にソロゲームだけをプレイして欲しいと言ってきたりする人も時にはいます。特にTarkovで。

中には、誰もが一人でプレイして苦しむべきだという考えでTarkovをやっている人もいます。彼らはチームの人数が多いほどゲームが簡単になると考えています。でも私にとっては、友達と一緒に過ごすようなものなのです。ハードすぎるゲームを苦労してまでしたいとは思いませんし、一人ぼっちでプレイすることもしたくありません。それよりも、同僚のように話したり、一緒にいたりすることのできる人がほしいです。

GamesBeat: では、普段、一緒にプレイするようなフレンドのサークルを持っていますか?

Munition: ゲームによります。Tarkovは始めるのがとても難しいです。私の知る限りでは、定期的にプレイしている人の数は、SiegeやMinecraftをしている人よりもはるかに少ないです。でも私はTarkovで6〜7人のグループをもっています。今のところ、少なくとも毎日、同じ3人とプレイしています。

GamesBeat: たとえば、10年くらい経ったときに、VRのメタバースのようなものをプレイするとしたら、どんなものがいいと思いますか?あるいは、どんなものはやりたくないと思いますか?

Munition: 社会的な不安からどうなるかわかりません。誰かとリアルに会うふりをするために正装しなければいけませんか?極端ですが。同年代の多くは、電話で話すことすらあまり好きではないように感じます。もしも、メタバースの中で会うためにヘッドセットを着けなければならないとしたらーーどんな風に感じるでしょうか。

でも今や、Twitchではそんなことがたくさん起こっています。VTuberと呼ばれる人がいますが、彼らは実際にカメラに映りはしませんが、何らかの方法でモデル化したキャラクターを持っており、彼ら自身の感情を再現しています。

GamesBeat: 先日の「Chicago Ideas」というパネルについて詳しく教えてもらえますか?

Munition: 本当にかっこよかったです。もう一人の講演者はESA FoundationのAnastasia Staten氏でした。彼女は奨学金や取り組んでいるプログラムについて詳しく語っていました。インポスター症候群かのように感じ始めてしまうような経験でした。彼女は非常にプロフェッショナルな女性で、多くの学者と協力していて、財団が行っている取り組みはクールなものばかりです。一方私はと言えば「はい、私はゲームをプレイしています。提供できる奨学金はありません」。ですがとても素晴らしい経験でした。ファイナルパネルを楽しみにしています。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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