中国政府が主導する BSN(Blockchain Service Network、区塊鏈服務網絡)を開発する Red Date(紅棗)は、デジタル人民元(CBDC)をサポートするインフラを構築している。ZhongAn Insurance(衆安保険)が初のデジタル人民元保険を開始した。Bitmain(比特大陸)の共同創業者2人の長年の争いが6億米ドルの和解金支払で幕を閉じた。中国の複数の地方政府がブロックチェーン・アプリケーションの導入とテストを続けている。
BSN(Blockchain Service Network)がデジタル人民元に対応へ
中国政府が支援する「ブロックチェーンのインターネット」である BSN を構築する Red Date(紅棗)は、デジタル人民元(CBDC)を取り込むために2つのプロジェクトに取り組んでいる。
Red Date は大手銀行8行やテック企業と協力し、2021年前半に立ち上げる BSN 上に CBDC とステーブルコインの決済レイヤーを構築している。
初回に登場するのはお花のデリバリーで急成長中のBeer and Tech代表取締役、森田憲久さん。運営する「HitoHana(ひとはな)」は農林水産省が主導する生産者支援プログラムに参加し、コロナ禍によって廃棄される可能性のあったお花を約3カ月で2万3,000件以上出荷することに成功します。これはプログラム全体の約7割に相当(※)したそうです。(※2020年5月–9月のプログラム期間中、全体で33012件の出荷と発表されている中、HitoHanaは本格参加から3ヶ月間(9月–11月)で23,408件を出荷。)
グローバル・ブレインが支援するスタートアップの創業者「CEOの視点」を通じ、新たなビジネスチャンスや成長企業へ参加するきっかけとなれば幸いです(文中の太字は全てGB Universe編集部、回答はBeer and Tech代表取締役の森田憲久氏)。
K Healthがターゲットとするのはいわば「コンビニ患者」に代表される人たちです。簡易診察の後、医師から処方箋を受ける必要のある人や、診療の必要な人だけ医師に繋げられる、いわばバーチャル病院のような存在になります。コロナ禍で大量の患者を同時に診察する手間が世界的な問題となっている中、K HealthのようなAIを活用した診察手法が加速することは十分に考えられます。最終回は投資と住宅についてまとめていきます。(次につづく)
ピックアップ:Babyscripts nabs $4M from network of health system investors ニュースサマリ:妊婦向けヘルスケアスタートアップのBabyscriptsは12月8日、400万ドルの資金調達を公表した。出資したのは米国最大級の非営利医療組織であるBanner Healthのほか、CU Healthcare Innovation Fund、Fro…
ニュースサマリ:妊婦向けヘルスケアスタートアップのBabyscriptsは12月8日、400万ドルの資金調達を公表した。出資したのは米国最大級の非営利医療組織であるBanner Healthのほか、CU Healthcare Innovation Fund、Froedtert & the Medical College of Wisconsin health network、WellSpan Healthなどの医療組織が含まれている。今回の資金調達は2019年1月の600万ドル、2019年3月の50万ドルに続く形で、同社のこれまでの調達額は1,400万ドル以上となる。