emol は個人のメンタルヘルスに関連する課題を、カウンセラーや産業医といった人間ではなく、AIと会話することで解決していくサービス。サポート AI のキャラクタ「ロク」とチャットで会話をすることで、CBT(認知行動療法)や ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行える。
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今回ローンチされた eml の正式版(バージョン 1.0.0)では、1週間〜3週間程度のセルフケアセッションを AI からレクチャーを受けながら進めていくことで、認知行動療法をベースとした心のケア方法について学びながらケアを実践できるデジタルセラピー機能を提供。マインドフルネスの音声ガイダンスや、レクチャー動画、呼吸法の実践、カード形式での選択、ミニゲームなどが楽しめる。
また、アプリ上にはメンタルヘルスケアのコンテンツや商品を取り扱う「emol town」を開設している。emol town ではすでに、今秋発表した第一生命の商品提案 DX 化に向けた PoC の一環で、AI がユーザの悩みに合わせて保険のレコメンドを行うサービスを始めている。今後、emol のデジタルセラピープログラムと、Rosy Tokyo との提携によるメディカルハーブを提供する。
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エモルは2014年、現 CEO の千頭沙織氏により創業(創業当時の社名はエアゼ)。喜怒哀楽など感情を記録し、AI ロボットと記録し、過去の感情を振り返ることで、よりポジティブなメンタル状態を支援するアプリ「AI 感情日記 emol(エモル)」を2018年4月にローンチ。今年5月には、従業員向けメンタルケアプラットフォームの「emol work」を正式ローンチした。
設立したスマートフォン会社の失敗後、ライブストリームコマースに転向した中国を代表するテック起業家 Luo Yonghao(羅永浩)氏は、11月のライブストリームでフランスのブランド「ピエール・カルダン」のラベルが付いた偽物セーターを販売したことについて、12月15日の Weibo 投稿で謝罪した。Luo 氏の会社は、研究所を設立し、第三者機関と協力して品質管理を強化しているという。
Luo 氏の他にも、数名のトップのライブストリーマが偽造品を支援・販売していることが判明した。Kuaishou(快手)のトップのライブストリーマ Xin Youzhi(辛有志、別名 Xin Ba=辛巴) 氏は偽の鳥の巣スープを販売したことで非難され、「口紅王」こと Li Jiaqi(李佳琦)氏は、彼が販売した普通の毛むくじゃらのようなカニが高級カニで有名な陽澄湖のものと偽ったとして告発された。(人民)
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ソウルとシリコンバレーに拠点を置くブロックチェーン特化投資グループ Hashed は、「Hashed Venture Fund I」に1億2,000万米ドルの資金調達を行ったと発表した。しかし、同社は今回のファンドが最初なのか最終的なクローズなのか、目標額はいくらなのかについては言及していない。
ピックアップ:Everlywell Raises $175 Million to Expand Consumer Lab Testing and Digital Health Offerings 重要なポイント:在宅検査キットをデジタルプラットフォーム上で提供するEverlywellは12月3日、シリーズDラウンドにおける1億7,500万ドルの資金調達を発表した。 今年2月のシリーズCラウンドに引…