ソフトバンクが支援する自律型デリバリーNuro、ドライバレストラック開発のIkeを買収(1/2)

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Image Credit: Nuro

ドライバーレストラックを開発するIkeは本日(訳註:原文掲載日は12月23日)、自律型配送車を開発するスタートアップのNuroに非開示の金額で買収されたことを発表した。Ikeは55人の従業員と技術統合に向けた作業をすでに開始しており、Nuroと手を組むことで 「自動運転車で人々の生活をより良くするという野心的なミッションをより早く進めることができる」としている。

「私たちの企業はすでに多くの共通点を持っています。共通の価値観、補完的な専門知識、そして同じDNAを持つ技術です。私たちのチームは常に密接に協力してきましたが、今こそ正式に力を合わせて前進を加速させるべき時がきたのです。自動運転車の約束を果たすために何年も努力してきましたが、2021年はNuroにとっても世界にとっても重要な瞬間になると期待しています。私たちはIkeという旅の次の章をスタートさせ、共通のミッションの実現に向けて共に協力できることに興奮しています」(Ikeのブログポストより)。

コロナウイルスの大流行により、配送用車両のドライバーレス化が急がれると予測する専門家もいる。CarGurusが発表した研究によると、39%の人々が衛生状態が不十分であることを恐れて、パンデミック後に人間が運転するライドシェアサービスを利用する予定がないことがわかった。確かにドライバーレス車であっても定期的な消毒が必要であり、一般の人々はその安全性に不安を抱いているにもかかわらず、ドライバーと同乗者の接触を本質的に制限していることから病気を拡散させるリスクを最小限に抑えることができる。

AppleやGoogle、Uber Advanced Technologies Groupに以前勤めていたエンジニアたちによって設立された自動運転トラックのスタートアップであるIkeはこれまでにBain Capital Venturesが主導するシリーズA(2019年2月実施)で、ベンチャーキャピタルから5,200万ドルの資金調達を実施している。同社の社名の由来ーーDwight D. Eisenhower大統領と、彼が連邦補助高速道路法(Federal Aid Highway Act )の可決によって開発に貢献した州間高速道路システムーーだけが彼らの注目すべき点ではなかったようだ。

同社は自社でドライバーレスソリューションを開発する方法ではなく、Nuro社のライセンスを取得して認知や予測、計画を立てるソフトウェアのローカライゼーションをした。(その際、NuroはすでにIkeにわずかな出資をしていた)Ikeは自社のサービスに関する大々的な発表をしてこなかった。2019年にはカリフォルニア州の公道で自動運転トラックをテストしたが、彼らはハンドルの後ろに人間を配置し、高速道路以外で自律的に運転することはなかった。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】