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シンガポールを拠点とするソフトウェア開発会社 Credify は、日本の IT 企業 TIS(東証:3626)のベンチャーキャピタルから資金調達し、シードラウンドをクローズした。既存投資家の BEENEXT と DEEPCORE もこのラウンドに参加した(編注:今年2月のシードラウンドに続く追加出資)。

Image credit: Credify
今回調達した資金は、Credify の製品群を開発し、東南アジアでの事業をさらにローカライズするために使用される。Credify はまた、TIS と提携して東南アジア全体でのさらなる事業展開を図り、日本への進出も視野に入れている。
Credify は、金融サービス会社や e コマース企業が顧客獲得コストを削減し、不正行為を減らし、ユーザが管理するデータを共有することでサービスへの信頼を高めることができるデジタルアイデンティティと信頼のソリューションを顧客に提供している。
アジアの大企業は今、デジタルトランスフォーメーションジャーニーの課題に直面しているところだ。(Credify CEO 富永誠氏)
今年2月、Credify はシードラウンドで(編注:BEENEXT と DEEPCORE から)100万米ドルを調達した。
Statista のデータによると、アジアの SaaS セグメントは2020年には204億米ドル、2025年には584億米ドルに達すると予測されている。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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