トークンエコノミー型グルメSNS「SynchroLife」、三井住友カードのOMO決済基盤「stera」と連携へ

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Image credit: Ginkan, SMCC

トークンエコノミー型グルメ SNS「SynchroLife(シンクロライフ)」を運営する GINKAN は22日、三井住友カードの決済プラットフォーム「stera(ステラ)」を構成するオールインワン端末「stera terminal」に対して、SynchroLife 加盟店向けアプリの提供を開始すると発表した。

GINKAN は昨年から、ユーザが SynchroLife 加盟店で食事をした際の会計金額の1〜5%(店舗設定でキャンペーン時最大20%)相当を同社の仮想通貨 SynchroCoin で付与するサービスを展開。従来の広告出稿型のモデルとは異なり、加盟店は顧客来訪に基づく完全成功報酬型で集客できることが特徴。ただ、これまではユーザへの仮想通貨付与時に、店舗はタブレットなどで付与額を手入力する必要があった。

一方、stera は三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、GMO ペイメントゲートウェイが、オムニチャネル対応やOMO(online merges with offline)を念頭に昨年開始したプラットフォーム。決済端末、センター、ネットワーク、決済事業者を一体運営し、一気通貫で提供する。その要となる端末「stera terminal」は、クレジットカード、電子マネー、QR コードなど複数決済手段に一台で対応できる。Android OS で動作するため、この上で動作する独自の加盟店アプリの開発も比較的容易だ。

Image credit: Ginkan, SMCC

今回の連携に加え、GINKAN は三井住友カードと提携し、SynchroLife の加盟店開拓を支援する。stera を通じて、決済データ、販促データ、購買データの統合的に管理できるため、より簡便で包括的な顧客管理が可能になり、加盟店である飲食店のより効果的なマーケティング活動に寄与することが期待される。

GINKAN は昨年、オリエントコーポレーション(以下オリコ、東証:8585)と資本業務提携を締結しており、全国80万店以上の加盟店や1,000万人以上のクレジットカード会員を持つオリコと GINKAN が共同で、プロモーションサービス提供、顧客向けサービス、フィンテック事業等で協業している。それより前、三菱 UFJ ニコスとはカード利用で仮想通貨が貯まるサービスを実験していた

via PR TIMES

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