また、これと同時に経営体制の強化としてCOO兼プロダクト責任者として吉田健吾氏、CCO兼マーケティング・社内コミュニケーション設計責任者に立山早氏が就任したことも公表した。吉田氏は株主である家入氏が創業したpaperboy&co.(現:GMOペパボ)や予約台帳サービス「トレタ」で役員を務めた人物。CCO(Chief Communication Officer) の立山氏はアカツキでマーケティングや新規事業を担当し、昨年9月からコーチェットに参画している。同社は調達した資金でシステム開発体制およびマーケティング体制を強化する。
ドイツ・デュッセルドルフを拠点に対話型 AI 製品「Cognigy」を開発する Cognigy は、グローバル・ブレインから資金調達していたことを明らかにした。Crunchbase によれば、実施時期は2020年10月頃。調達はシリーズ A のエクステンションラウンドで実施され、本ラウンドに参加する DN Capital、Inventures、Nordic Makers といったヨーロッパ VC …
Cognigy のチームメンバー。最前列左端が 共同創業者兼 CEO の Philipp Heltewig 氏 Image credit: Cognigy
ドイツ・デュッセルドルフを拠点に対話型 AI 製品「Cognigy」を開発する Cognigy は、グローバル・ブレインから資金調達していたことを明らかにした。Crunchbase によれば、実施時期は2020年10月頃。調達はシリーズ A のエクステンションラウンドで実施され、本ラウンドに参加する DN Capital、Inventures、Nordic Makers といったヨーロッパ VC 勢に、日本からグローバル・ブレインが加わる。グローバル・ブレイン単体の出資額は不明だが、今回調達を受けて Cognigy の累積調達額は890万ユーロ(11.3億円)に達した。
Cognigy は2016年にドイツで設立され、シリコンバレーにグローバルオフィスを持つ AI スタートアップだ。自然言語処理(NLP)と自然言語理解(NLU)技術を強みに、Amazon Alexa や Google Assistant のような会話や質問によってコミュニケーションや問題解決を行える対話型 AI を開発している。Cognigy を利用する企業には GUI で操作できるエディタが提供され、開発言語を習得したり専任技術者を配置したりせず、現場担当者が簡単にカスタマイズされた対話型 AI サービスを開発できるのが特徴だ。
「Cognigy」のエディタ Image credit: Cognigy
Cognigy の共同創業者兼 CEO の Philipp Heltewig 氏は、声明の中で次のようにコメントしている。
2006年の玩具店の研究によると、中流階級の白人女性はしばしば優遇されるだけでなく、攻撃的な行動を取っても決して警察に連行されることはなかったという。さらに、最近の「Journal of Consumer Culture」に掲載された黒人買い物客の調査では、回答者の80%が買い物中に人種差別やステレオタイプを経験をしたことがあると答えた。(次につづく)