マンツーマンコーチング「CoachEd」運営が1億円調達、オンラインでもリーダー育成可能なプロダクト開発へ

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ニュースサマリ:マンツーマンのコーチングプログラム「CoachEd」を提供するコーチェットは1月29日、第三者割当による増資を伝えている。引受先になったのは既存株主で、これに融資を組み合わせて合計1億円を資金調達した。同社の主な株主は創業者と家入一真氏ら個人。

また、これと同時に経営体制の強化としてCOO兼プロダクト責任者として吉田健吾氏、CCO兼マーケティング・社内コミュニケーション設計責任者に立山早氏が就任したことも公表した。吉田氏は株主である家入氏が創業したpaperboy&co.(現:GMOペパボ)や予約台帳サービス「トレタ」で役員を務めた人物。CCO(Chief Communication Officer) の立山氏はアカツキでマーケティングや新規事業を担当し、昨年9月からコーチェットに参画している。同社は調達した資金でシステム開発体制およびマーケティング体制を強化する。

(写真左から)CCOの立山早氏、代表取締役の櫻本真理氏、’COOの吉田健吾氏がClubhouseでの公開インタビューに応じてくれました

話題のポイント:調子にのって昨日に引き続きClubhouseで公開インタビューしてきました。150人ぐらいの方が参加されていたようなのでスベるんじゃないかと冷や汗をかいていました。

さておき。コーチングすごい盛り上がってますね。

彼らが提供するプログラム「CoachEd」はリーダー育成のためのコーチングプログラムで、自分がコーチングを受けることで自分自身の解像度を上げつつ、メンバーに対してもコーチングが可能になる、という内容だそうです。いわば「ライザップ方式」のマンツーマンで、3カ月間に渡って専属のトレーナーが毎週伴走してプログラムを提供してくれます。。料金は498,000円と日曜講座のようにはいきませんが、リーダー育成に明確なノウハウが不足する企業にとっては「時間を買う」という価値を提供してくれます。

さて、そもそもコーチングとはなんぞや、なんですが立山さんによれば「行きたい場所に最短最速で送り届ける」方法なのだそうです。まあ、人はなんのために生きてるのか、目的がわかったとしてじゃあどうやってそこに行くのかという方法は学校で教えてくれるモノではありません。これを自分自身で内省し、自律的に見つけ出す手助けをしてくれる、といったもののようです。実際に受講した吉田さんは体験をこのように話されてました。

「何かを教えるのではなく、引き出す役割ですね。質問を通じて聞き出す。自分の現状がどこにあるのかを明らかにして、次のステップを示す、という流れです。聞くことも自分が聞きたいことを聞くのではなく、気づきを与えるために聞くということをします。解像度が低いのか、どういう質問に対して苦しそうにしているのか」。

この聞くというスタンスを明確にすることもコーチングのスキルのひとつだそうです。明確に相槌を打ったり、自分が「聞いている人ですよ」ということを表情などで伝えることで届いていることを意思表示するのだとか。

期待されるコーチングの効果(画像:コーチェット)

CoachEdは前身となる「escort(エスコート)」というプログラムがあります。これを立ち上げたのがコーチェット代表取締役の櫻本真理さんと株主でもある家入一真さんです。人材の育成に悩むスタートアップ経営者の課題感からこのプログラムが生まれ、コーチェットという形に進化しました。ちなみにコーチェットには兄弟会社のような存在(資本関係はない)cotree(コトリー)というオンラインカウンセリングの会社があります。escortはそこのサービスなのですが、扱うものがメンタルヘルスとリーダー人材育成の研修なので、ビジネスの特性を考えて別会社にしたそうです。

現在は対面マンツーマンの研修プログラムですが、コロナ禍もあってオンライン化が強制的に進んだそうです。今回発表にあった新たなサービス開発についても、現状ではZoomなどの既存ツールを使ってオンライン化しているため、これを統合したようなものを用意する予定だとか。特に振り返りの履歴を管理するなどのカルテのようなシステムはプログラム的にも重要で、マンツーマンというややもすると労働集約的になりがちな環境をより効率化できるものにしたいと語っていました。

訂正:記事初出時にワンツーマンと表記しておりましたが、Google先生に聞いたところ正しくは「マンツーマン」でした。謹んで訂正させていただきます。

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