Lenovoが“現実的な”ARグラス「ThinkReality A3」を発表(1/2)

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Image Credit: Lenovo

ここ数年間、拡張現実(AR)ヘッドセットは、ある現実的な問題に悩まされ続けてきた。つまり、これらは現実世界にデジタル情報を重ねて表示することになっているのだが、一般的に見栄えが悪く実際の公共の場では装着したくないというアレだ。しかし今日、LenovoはThinkReality A3でその問題を解決しようとしている。このARグラスは、小売店や接客業などの公共の場で着用できるほどコンパクトで軽量なだけでなく、研究室や工場、オフィスでも使用できる。完全にファッショナブル、というわけではないが、「普通」に近づきつつあるのだ。

LenovoがこのThinkReality A3の開発を示唆したのは2019年11月だった。その年、同社はより大きなフレームと未来的なスタイリングが故に「サングラスとは間違われることはないだろう」と指摘されたARコンセプトグラスを公開している。比較すると最終的なデザインは、レンズとブリッジ(訳註:鼻にかかる部分)がやや離れており、かつ、3つのカメラが集中してついている。現代的な度付きメガネっぽい感じに落ち着いた。A3には2つのバージョンが用意されており、Lenovo傘下のモトローラブランドのスマートフォンで持ち運んで使える「インダストリアルエディション」と、LenovoのThinkPadノートパソコンやモバイルワークステーションに対応した「PCエディション」がある。

ThinkReality A3の登場は、技術的な意思決定をする人にとって重要な意味を持つ。というのもLenovoのエンタープライズへの取り組みと確立されたThinkRealityソフトウェア/サービス・プラットフォームは、あらゆる規模や種類のビジネスに「安全な」AR導入ソリューションを提供しているからだ。

小規模なARハードウェア企業とは対照的に、Lenovoは複合現実(MR)ヘッドセットだけでなく、ローカル処理やデータを処理するためのコンピューティング・デバイスや、ハードウェアをサポートするエンタープライズ・クラスのサービスも製造している。特に同社は、折りたたみ式のスクリーンを備えたラップトップ5Gネットワーク機能を備えたラップトップなど、次世代技術を搭載したコンピュータの開拓にも積極的に取り組んでいる。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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