オープンバンク市場をリードする「Rapyd」が25億ドル評価に

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ピックアップ:Rapyd raises $300M on a $2.5B valuation to boost its fintech-as-a-service API

ニュースサマリー:APIベースのFintech as a Serviceを運営するRapydはシリーズDにて3億ドルの資金調達を実施したことを発表している。リード投資家にはCoatueが参加し、既存投資家のGeneral Catalyst、Tal Caital、Tiger Globalなども同ラウンドに参加している。

話題のポイント:オープンバンク市場をリードする「Rapyd」が、今回25億ドルのバリュエーションで3億ドルの調達を図りました。同社はグローバル展開を積極的に進める戦略を取り、例えば南米のフィンテック企業の買収を行うなど、独自に各銀行と連携を深めながら決済APIの機能拡張に努めています。

その観点から言えば、最大の競合となるのがStripeといえます。StripeはEC市場との相性がよく、比較的2C文脈で語られますが、いずれ2Bとしてのオープンバンク市場へも参入した際にはまさにバッティングしあうこととなるでしょう。

Rapydの最大の特徴は、そのグローバルに対応したペイアウト・ペイオフのネットワークといえます。例えば同社では「ギグエコノミー」プラットフォームにフォーカスした事業モデルも展開しており、プラットフォーマーのローカルへの進出を決済の側面からフォローするという見せ方をしています。

もちろんEコマースやB2B決済にも対応しており、また既存銀行向けにグローバルなデジタルバンキングサービスを提供するためのモデリング提供も実施しています。

StripeとRapydは現状そこまで競合しているとは言えませんが、将来的には必ず市場が被るのは避けられないでしょうし、どのような戦略をお互い取るのか注目です。

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