インドの遠隔医療スタートアップmfine、SBIやBEENEXTらから1,600万米ドルを調達

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Image credit: mfine

インド・バンガロール拠点のテレヘルス(遠隔医療)スタートアップ mfine は、Heritas Capital がリードし、シンガポール拠点のファミリーオフィス Y’S Investment が参加したオーバーサブスクライブラウンドで、1,600万米ドルを調達したとを発表した。SBI インベストメント(日本)、SBI Ven Capital と BEENEXT(共にシンガポールを拠点とする)、Alteria Capital(インド)など既存投資家も参加した。

mfine は声明の中で、新たな資金を技術ソリューションへの投資、インド全土での病院ネットワークの拡大、医薬品の配送、予防検診、診断検査を含む最近開始したサービスの拡大に充てると述べている。mfine はさらに、シリーズ C ラウンドの資金調達を今後数ヶ月間のうちに開始すると述べています。

2017年に設立された mfine は、AI を使ったオンデマンドヘルスケアプラットフォームで、ユーザにインドの病院からのバーチャル診療やコネクテッドケアプログラムへのアクセスを提供している。新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン対策と、遠隔医療ガイドライン公開により、インド国内での遠隔医療の普及が進んでいる。

mfine は2020年に10倍の成長を達成、、プラットフォーム上で35の専門分野をカバーする600の病院から4,000人以上の医師が参加し、100万人以上のユーザを抱えているという。同社は地理的カバー範囲を拡大し、現在インド国内の1,000以上の町の人々にサービスを提供しているという。

同社は2020年に向けて、AI を活用したさまざまな健康状態の自己評価、慢性疾患の長期ケアプログラム、消費者だけでなく法人向けにも全てのサービスに特典を提供するメンバーシップなど、いくつかの新サービスを開始した。

2020年は我々にとって非常に大きな意味を持つ年になった。コロナ禍の中、厳格なロックダウンとソーシャルディスタンスが導入されたことで、我々は何百万人もに、必要不可欠なヘルスケアサービスへのアクセスを支援できる、ユニークな立ち位置にいることに気づかされた。(mfine 共同創業者兼 CEO の Prasad Kompalli 氏)

mfine は、新型コロナウイルス感染拡大の間、質の良い手頃な価格の医療サービスへ、継続的かつ信頼できるアクセスを確保できるよう、非常にインパクトがあると証明された説得力のあるソリューションを開発した。AI を活用した mfine の病院や医師との共同パートナーシップモデルは、限られた医療資源をスマートに最適化し、インド内外のアンメットニーズ(まだ満たされていない顧客の潜在的な要求・需要)への対応を可能にするだろう。(Helitas Capital CEO 兼エグゼクティブディレクター Chik Wai Chiew 氏)

新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は世界のデジタルヘルス分野で資金調達活動が増加した。遠隔医療が資金調達カテゴリのトップであり、VC の資金調達活動をリードしたのは43億米ドルで、2019年の18億米ドルと比較して139%の増加となった。 Mercom Capital によると、デジタルヘルス分野における全世界での VC 資金調達額は148億米ドルとなり、2019年の89億米ドルと比較して66%の増加となった。

【via e27】 @E27co

【原文】

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