C2C「スニーカーダンク」運営が25億円の資金調達公表、SoftBank Ventures Asiaなど出資

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個人間のスニーカーフリーマーケット「スニーカーダンク」を運営するSODAは1月14日、これまでの増資について公表している。公表された引受先はSoftBank Ventures Asiaとbasepartners、コロプラネクスト、THE GUILD、IVA代表取締役の相原嘉夫氏個人、ほか名称非公開の1社と個人投資家となっている。相原氏はスニーカーダンクが実施しているスニーカーの真贋鑑定「フェイクバスターズ」を運営する。

増資の内容についてはシリーズAが3億円、シリーズBが約22億円で、SoftBank Ventures AsiaがBラウンドをリードした。それぞれの参加投資家や払込日などについては非公開。

スニーカーに特化したマーケットプレース「スニーカーダンク」を運営するSODAの創業は2018年7月。ウェブ、iOS/Androidアプリに対応しており、個人間売買ながらユーザーは一般的なECと似たような購入体験でスニーカーを手にすることができる。また、真贋鑑定についてはプロの鑑定サービス「フェイクバスターズ」を導入する二重チェックを特徴にしている。

同社が公表する利用者数は月間250万人。サービス利用には月額会費などの利用料はなく、購入者が2.9%の購入手数料を支払う仕組み。なお、販売者は現在手数料が無料になっている。また中古品に限り、二重チェックを利用する場合は別途1200円のサービス利用料がかかる。

スニーカーダンクではマーケットプレース以外にもスニーカーに関するメディアにも力を入れており、ユーザー投稿型のコミュニティでは月間数万件の投稿があるとしている。調達した資金は、プロダクト開発やマーケティング、ロジスティクス・カスタマーサポートの人材採用および設備投資に使われるほか、グローバルでの展開も見込む。

via PR TIMES

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