AIとxR技術でひとりでも音楽コンサートを実現「Rima Public(Emotionwave)」【BRIDGE Tokyo】

SHARE:

本稿は「BRIDGE Tokyo」に参加する出展者を紹介する記事。BRDGE Tokyoは国内外のスタートアップ、テクノロジーを集めたオンライン・トレードショーで、2021年夏にグローバル100社を集め、オン・オフのハイブリッド開催予定。情報はメールマガジンにて随時配信中

EmotionwaveはAIを音楽に適応させた音楽コンサートやパフォーマンスを企画・開発する2007年創業の韓国スタートアップです。2020年6月からは、公共および文化空間複合施設にカスタマイズされた音楽コンサートRima Publicのサービスを提供しています。

Rima Publicは、特定の場所で行われる従来のコンサートとは異なり、会場を問わず、無人楽器や演奏システムで自らのパフォーマンスを発揮する機会を与えるものです。AI技術とロボット制御技術を組み合わせることで実現され、ピアノ、ドラム、ギター、ベース、マリンバ、パーカッションなど、さまざまな楽器の演奏に対応しています。

つまり一人でアンサンブルなバンドを構築してコンサート披露ができるようになるバンドシステムということです。さらにXR技術を採用することで、フィールドへの没入感を高め、豊かな音を楽しむことができます。Rimaが実現したいものはまさにAI × Music × XRによる全く新しい体験です。

下の写真は昨年11月に開催された「2020 Future Show」におけるRima XRコンサートの様子です。アーティストはボリュメトリック技術で撮影された姿が現場に送られ、非対面の形で演奏しています。演奏はRIMA AIバンドとして人工知能が担当し、現場で披露されました。 ARギタリストと顧客がコラボレーションする試みも同時に実施されています。

Image Credit:EmotionwaveーRima XRコンサートの様子

すでにシフン工業開発庁、K-Comwel、K-Petroなど公的機関や企業においてRima Publicを活用したコンサートが開かれています。そして、シフン市の支援を受けてEmotionwaveが開発した、世界初のAIによる韓国音楽パフォーマンス「韓国音楽メカトロニクス」の開発に成功し、AIコンサートの範囲を拡大しています。

Emotionwaveは、韓国の国立および公立学校の教師と生徒向けの非対面教育プラットフォーム「MuLearn」の立ち上げを計画しています。パンデミックのために苦労している音楽教師やアーティストを支援するために教育機関に向けたサービスとして、AI音楽技術とロボット工学を備えた没入型音楽教育ソリューションを目指しています。現在は韓国、北米市場を開拓中で、日本市場にも関心を寄せています。

特集:ARー拡張する現実世界