「AR×旅行」体験をゲームにしたToii【BRIDGE Tokyo】

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本稿は「BRIDGE Tokyo」に参加する出展者を紹介する記事。BRDGE Tokyoは国内外のスタートアップ、テクノロジーを集めたオンライン・トレードショーで、2021年夏にグローバル100社を集め、オン・オフのハイブリッド開催予定。情報はメールマガジンにて随時配信中

ニューヨークと台湾に拠点を置くToiiは受賞歴のあるゲームデザイナー兼開発者であるAllen Yu氏とYu-Yi Chen氏によって2015年に創業された「AR×旅行」の体験をゲーム化するスタートアップです。主要メンバーはもちろん、エンジニアの多くもデザインにバックグランドを持ちます。そのためデザインとUX主導で開発するのが特徴です。これまでにTaiwan Startup Stadiumから非公開で資金調達を行っています。

ARと位置情報を組み合わせたゲームといえば真っ先にPokémon GOが思い浮かびます。Toiiのゲームも似てるかと言われたらそうではありません。大きな違いは、場所の捉え方です。

Pokémon GOは位置情報を活用することで現実世界そのものをゲームの舞台としました。ゲームにいるポケモンを如何に現実空間にいるかのように錯覚させるかに力が注がれています。それに対して、Toiiが開発するゲームは現実空間をゲームとして昇華させ、能動的に楽しむしかなかった旅行体験を受動的に満足度の高いものにする方法を提供します。各地域の文化、飲食、生き物をゲームを通して予期してない魅力さえも味わってもらうことを目的としているのです。Pokémon GOとはゲームと現実世界のベクトルが全く異なります。

Toiiの主なクライアントは政府機関、メトロシステム(地下鉄)企業、ショッピングモール、地元企業、美術館、ギャラリーなど様々な業界に渡ります。 これまで2019年8月に台湾の台北、2020年8月には高雄版をリリースして2万ダウンロードを達成。期間限定で日本の博多版も配信されました。

台湾人の旅行者の割合で第2位の1,200万人が訪れる日本に置いて、台湾発祥のゲーム会社が日本の観光地をゲーム化して、言語の壁を簡単に乗り越えられるようにするならば旅行の体験はより魅力的なものとなるはずです。観光地側にとっても大きなメリットがあります。Toii は世界中の主要都市の顧客と企業をつなぐ旅行プラットフォームと言えるでしょう。

特集:ARー拡張する現実世界

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