自動運転のPony.ai:ロボタクシーのメリットとデメリット(2/3)

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(前回からのつづき)広州とフリーモントにオフィスを構えるPony.aiは、北京で自動運転車のテストライセンスを取得した数少ない企業のひとつだ。カリフォルニアでは、カリフォルニア州公益事業委員会からロボタクシーの運営許可も得ている。カリフォルニアでこのライセンスを持っている企業は他に、Cruise、AutoX、Aurora、Voyage、Waymo、Zooxのみである。

昨年10月、Pony.aiはViaおよびHyundaiと提携して、パイロットプログラム「PonyPilot」に次ぐPony.aiの第二の公共ロボタクシーサービス「BotRide」を中国の南沙区でローンチした。BotRideでは、Viaが開発したアプリを通して乗客・相乗り客が自律型のHyundai Kona電動SUVを呼ぶことができる。車両は10台あり、運転席には人間のセーフティドライバーが乗務する。

8月、Pony.aiはBoschと「自律型車両向けの自動メンテナンス/修理の未来を探る」という合意に達した。Pony.aiと北米にあるBoschの自動車アフターサービス部門は、商用ロボタクシープログラム用の車両メンテナンスソリューションを開発・試験する計画だ。Pony.aiによると、サンフランシスコのベイエリアにて、7月上旬にBoschとのメンテナンスプログラムの試験運用を開始した。

この他に自動運転によって車両の継続的な運用とダウンタイムの削減が期待される。2017年のMcKinseyの報告によれば、ロボタクシーの運営は自家用車の所有と比較して30%〜50%、共有モビリティと比較して約70%も総所有コストを削減し、市場を大きく揺るがす可能性がある。だがロボタクシーは定期的なモニタリングに欠け、乗務の合間が数分しかなく、LiDARセンサーなど高価で繊細かつ一般的ではないパーツを使用しているなどの理由から、自動車とは大きく異なるメンテナンスインフラストラクチャを必要とするだろう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】