滄州市政府、中国で初となるロボタクシーの有料サービスをBaidu(百度)に許可

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北京の冬季五輪本部前を走る、安全確認をする人を同乗させていないロボタクシー
Image credit: Baidu

中国北部の滄州市は、検索大手の Baidu(百度)に対し、市内の一部の道路でロボタクシーの商用サービスを開始するための許可を与えたと、Baidu は15日に発表した。

重要視すべき理由:Baidu は、追加許可を必要とする有料で顧客にロボタクシーを提供する許可を得た最初の中国企業であり、費用と年月のかかる自動運転車の探求にとって戦略的なマイルストーンとなる。

詳細:Baidu は、安全確認をする人を同乗させた自動運転車を、市中心部を含む229kmの公道で運行することが許可されるだろう、と発表した。また、12日に市政府から発行された配備許可書によると、割引やクーポンを利用したボランティアによる旅行料金のテストを開始することができる。

  • Baidu によると、合計35台のロボタクシーの配備を開始する予定だが、広報担当者は期間を明確にしなかった。
  • 国営メディアの河北日報が17日に報じたところによると、滄州市ではさらに10台の Baidu AV に対して、人が運転しないで走行する許可を与えたという。

背景:河北省北部の三級都市である滄州市は、北京や上海よりも1年以上遅れて自動運転車競争に参加していた。しかし、自動運転の取り組みを加速させている Baidu とのパートナーシップを活用することで、急速に追いついてきている。

  • Baidu は、8月に滄州市でロボタクシーの試験運用を開始したが、最近まで利用者から料金を徴収することは禁じられていた。
  • 滄州市は、2019年後半に30台の車両を保有するための最初の自動運転のテスト許可を Baidu に与えた。滄州市は、北京(700km)、上海(560km)に次いで、国内第3位の自動運転テスト用道路網を有している。
  • 中国の南の玄関口である広州と、中部湖南省の省都である長沙は、いずれも約160kmの公道を自動運転のテスト用に開放している。
  • Baidu は、長沙市当局からロボタクシーサービスの料金徴収の許可を得ていない。また、広州に拠点を置く自動運転車メーカー WeRide(文遠知行)もまだ許可を得ていない。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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