シンガポールの配車サービス「Ryde」が2022年のIPOを計画、地元市場でシェア30%を目指す

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Image credit: Ryde

シンガポールに拠点を置くモビリティアプリ企業の Ryde は8日、プレスリリースでシンガポール取引所(SGX)の「Catalist Board」への IPO に向けて準備を進めていると発表した。IPO は2022年に予定され、時価総額は2億シンガポールドル(約162億円)。

Ryde は当初、2017年にカープーリングアプリ(乗合アプリ)としてスタートしたが、その後、ハイヤーやタクシーの予約サービスにまで拡大した。配車サービス以外にも、ペットと一緒に旅行する人のためのペットフレンドリーなオプション「RydePET」、数時間だけドライバーを雇う必要がある人のための「RydeHIRE」、小包配達サービス「RydeSEND」など、多様なサービスを運営。

Ryde が競合他社と異なるのは、ドライバーに課される手数料が最大で20~25%の他社と比べ、Ryde では10%に抑えられていることだ。現在のところ、Ryde はシンガポール、マレーシア、香港、オーストラリアで事業を展開している。同社はまた、パンデミックの間に最大4倍にまで取引総額(GTV)が増加し、2020年第4四半期に黒字化したことを明らかにしている。

Ryde は1,600万件以上の配車予約を容易にし、70万回近くダウンロードされている。同社は、2021年に配車サービスとデリバリの両分野で1億2,000万シンガポールドル(約96.9億円)の GTV を達成することを目標としている。創業者の Terence Zou 氏によると、Ryde は2023年までにシンガポールの配車サービス市場の30%を獲得することを目標としている。

Ryde 創業者 Terence Zou 氏
Image credit: Ryde

当社は、収益性の高い配車サービス技術を持つ企業として、初めて SGX に上場することを目指している。シンガポール市場での専門知識を考慮して、SAC(訳注:シンガポールの独立系投資銀行)と提携した。

資本市場にアクセスし、当社の事業拡大のための資金を調達できることを楽しみにしている。上場により、個人投資家や当社の忠実なユーザは、シンガポールのプレミアモビリティプレイヤーになるという当社のエキサイティングな成長の旅に参加する機会を得ることができる。(Zou 氏)

我々は、この旅の一部として、刺激的な国産技術のイノベーターである Ryde をサポートし、同社を成長の次のステージへと導くことに興奮している。Ryde が母国での上場を選択したことは心強いことであり、Catalyst Board は Ryde のような急成長を遂げている地元企業にとって完璧なプラットフォームとなっている。当社は経営陣と Terence のリーダーシップに信頼を寄せており、同社をIPOの成功に向けて正しい道に導くことを楽しみにしている。(SAC Capital CEO の Ong Hwee Li 氏)

【via e27】 @E27co

【原文】

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