経済予測クラウド「xenoBrain(ゼノブレイン)」、未上場企業40万社の将来性をAI予測する機能を追加

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Image credit: xenodata lab.

企業の業績予測 AI SaaS「xenoBrain(ゼノブレイン)」を開発・提供する xenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)は6日、xenoBrain に国内の未上場企業40万社の業績予測機能を追加したと発表した。帝国データバンクの企業信用調査報告書を AI が解析し今後5年以内の成長性を自動評価。ユーザは、未上場企業の将来性の分析業務を効率化することが可能になる。帝国データバンクは、xenodata lab. が2017年11月に実施したシリーズ A ラウンドに出資参加、2019年11月に業務提携している。

未上場企業の分析が必要とされるシーンは取引先調査、融資、M&A など多岐にわたるが、上場企業と異なり財務情報などの開示が少なく、アナリストレポートなど公表されている評価もほとんど無いため、市場の将来性などの外部環境を取り入れた将来性評価を行うためには手間やコストがかかるという課題があった。今回リリースされる機能では、帝国データバンクの報告書を自然言語処理・AI 解析することで、未上場企業について、国際情勢や技術革新などの経済状況を踏まえた将来性を自動予測できるという。

Image credit: xenodata lab.

スタートアップ界に身を置くものとしては、投資家が投資先となるスタートアップのスクリーニングなどにも利用できるかどうかに興味を持つが、帝国データバンクのカバー範囲は一定以上の社歴を持つ大企業や中小企業が多いようで、現時点ではスタートアップに関わる情報はまだあまり取り出せないようだ。xenodata では xenoBrain の既存ユーザを中心に、与信調査、投資判断、営業支援、提案資料作成などへの利用を提案しているという。

xenodata lab. は、公認会計士で、以前はユーザベース(東証:3966)で企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」の事業開発部責任者だった関洋二郎氏らにより2016年2月に創業。同社ははこれまでにも、ダウ・ジョーンズとの提携、ブルームバーグとのデータ連携、時事通信との業務提携などにより、ニュースアーカイブやデータベースを使った業績予測 AI の開発に注力してきた。最近では、コロナ禍やアフターコロナの経済予測レポートなどを公開している。

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