マネーツリー、シリーズC2ラウンドでフィデリティらから26億円を調達——累積調達額は47億円に

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Image credit: Moneytree

資産管理アプリ・会計クラウドサービスを提供するマネーツリーは12日、シリーズ C2 ラウンドで26億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Fidelity International、Aslead Capital、GMO ベンチャーパートナーズ、山内家ファミリーオフィス(任天堂創業家)など。シリーズ C2 での調達合額は26億円で、累積調達額は47億円。前回発表時の累積調達額を約31億円としていたことから、前回発表には一部シリーズ C2 ラウンドが含まれていたと見られる。

同社はこれまでに、シードラウンド(DG インキュベーションや個人投資家から1億5,000万円)、シリーズ A ラウンド(調達額非開示)、シリーズ B ラウンド(調達額10億円)、昨年の三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ、ソニーフィナンシャルベンチャーズ、NTT データからの調達(調達額不明)、シリーズ C ラウンド(数億〜10億円台と推定)で資金を調達している。INITIAL によれば、調達後の時価総額は177.7億円と推定されている。

マネーツリーは、2013年に個人向け資産管理アプリ「Moneytree」をリリース。金融機関の口座とクレジットカードを自動で連携するサービスとして話題となった。その後、経費精算や法人口座に対応する「Moneytree Work」、2015年からは各種銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントカードから取得したデータを集約する API「MT LINK」を提供している。2017年にはオーストラリア市場へ進出を果たした。

via MoneyTree

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