介護事業所向けリハビリSaaS「リハプラン」運営、サイバーダインなどから7億円を資金調達

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左から:Rehab for Japan 代表取締役 CEO 大久保亮氏 取締役 COO 池上晋介氏
Image credit: Rehab for Japan

介護事業所向けリハビリSaaS「リハプラン」を運営する Rehab for Japan は24日、直近のラウンドで7億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、CYBERDYNE(東証:7779)、CEJ キャピタル、MTG Ventures、SMBC ベンチャーキャピタル、名古屋を拠点とする繊維専門商社の豊島が運営する CVC、三菱 UFJ キャピタル、小野薬品工業(東証:4528)、KIRIN HEALTH INNOVATION(KIRIN とグローバル・ブレインが運営)、キャピタルメディカベンチャーズ。

キャピタルメディカベンチャーズ、SMBC ベンチャーキャピタルは、過去ラウンドに続くフォローオン。今回ラウンドは Rehab for Japan にとって、2017年に実施したシードラウンド、2018年に実施したシリーズ A ラウンド(シードとシリーズ A で約1億円を調達)、2020年に実施したラウンド(約1.6億円を調達)に続くものだ。同社では、今回ラウンドを含めた累計調達総額は約11億円としている。同社では調達資金を使って、既存プロダクト強化と新規事業の創出、事業拡大に伴う組織拡充・採用強化を行う。

Rehab for JAPAN は2016年6月に創業、2018年2月にリハプランをローンチした。2021年5月時点でリハプランを導入する介護事業所は900に達し、これまでに6.6万人の高齢者データを保有している。リパプランではリハビリ訓練計画の立案工程を自動化しており、要介護者の身体状況や自宅での生活課題、本人の意志などに関する項目をチェックするだけで最適なリハビリメニューが自動提案されるため、リハビリ指導経験のないスタッフでも、簡単に効果的な介護リハビリを提供できるようになる。

via PR TIMES

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