​バーチャルライブプラットフォーム「VARK」運営、シリーズBラウンドで6億円を調達

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​バーチャルライブプラットフォーム「VARK」を運営する VARK は17日、シリーズ B ラウンドで6億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、ジャフコ グループ(東証:8595)、博報堂 DY ベンチャーズ、電通グループ(東証:4324)、TBS イノベーション・パートナーズ、セガサミーホールディングス(東証:6460)など。これは VARK にとって、2020年4月に実施した2億円の資金調達に続くものだ。

2018年末にローンチした VARK は、VR や バーチャルの特性を活かした VR 空間でライブイベントを楽しめるプラットフォームだ。2019年の夏には、twitter トレンド1位を獲得したフェスイベント「V サマ!」を主催し、2020年には新型コロナウイルスの影響もあり、VTuber プロダクション大手とシリーズライブを開催し、VARK 来場者数は前年比4倍にまで成長した。

VARK では、音楽ライブの体験をもとにした新しいコミュニケーションサービスへとアップデートを行うとしており、調達した資金は主に、プロダクト開発、採用・組織体制の強化に使われる予定。

VARK は2017年8月の創業(創業当初の社名は ActEvolve)。XR 特化インキュベータ「Tokyo VR Startups(現在は Tokyo XR Startups)」の第3期に採択され、当初は VR による e スポーツゲーム「BlitzFreak」を開発していた。「BlitzFreak」は2018年8月に正式リリースを迎えたが、その後、同じ年に VARK がリリースされ、e スポーツゲームからバーチャルライブプラットフォームへと事実上ピボットを図った。

via PR TIMES

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