同社の累積調達金額は明らかになっていないが、INITIAL や STARTUP DB が集めた情報を総合すると、創業期から2018年7月までに4.1億円を調達、2020年5月期には資本金3.03億円・資本剰余金3億円に達していたが、2021年4月に資本金を11億円から9,550万円に減資、その後、2021年6月時点で資本金を4億8,000万円まで増資している。
Alibaba(阿里巴巴)の元経営者 Jack Ma(馬雲)氏の家族の財産管理者である Blue Pool Capitalが、NFT(非代替トークン)に特化したゲーム会社に投資した。アジアの隣国である日本は、デジタル通貨の計画を検討している。日本の政府関係者は、2022年までに中央銀行が支援するデジタル円を発行するかどうかを明らかにしたいと述べている。ベトナムの首相は、同国の中央銀行に仮想通貨の研…
Image credit: Alibaba(阿里巴巴)
Alibaba(阿里巴巴)の元経営者 Jack Ma(馬雲)氏の家族の財産管理者である Blue Pool Capitalが、NFT(非代替トークン)に特化したゲーム会社に投資した。アジアの隣国である日本は、デジタル通貨の計画を検討している。日本の政府関係者は、2022年までに中央銀行が支援するデジタル円を発行するかどうかを明らかにしたいと述べている。ベトナムの首相は、同国の中央銀行に仮想通貨の研究を依頼した。
Jack Ma(馬雲)氏らによる NFT 企業への出資
香港を拠点とするゲーム開発・ブロックチェーン企業 Animoca Brands が5,000万米ドルを調達した。投資家には Blue Pool Capital(藍池資本)、Coinbase Ventures、Gobi Partners などが名を連ねている。2014年に設立され、時価総額10億米ドルと評価されている同社は、NFT を使ってビデオゲーマーにデジタル所有権をもたらすことに注力している。Blue Pool Capital は、Alibaba(阿里巴巴)の元フロントマン Jack Ma(馬雲)氏の400億米ドルに及ぶファミリーの財産と、Alibaba 執行副会長である Joe Tsai(蔡崇信)氏の100億米ドルの財産の一部を管理している。このプライベートエクイティファームは、Joe Tsai 氏による NBA の Brooklyn Nets 買収を主導したことで知られている。(VentureBeat)
ベトナムの Phạm Minh Chính 首相は中央銀行に対し、今後2年間で仮想通貨に関するパイロットプロジェクトを検討・実施するよう要請したと、7月3日の地元ニュースが報じた。ベトナムが独自のデジタル通貨を発行する計画があるかどうかは不明である。ベトナムは2018年にビットコインを決済に使うことを禁止した。中央銀行は、いかなる仮想通貨取引プラットフォームにもライセンスを付与していない。(Vietnam News)
デジタル人民元の試行
北京地下鉄は6月30日、デジタル人民元の試行を開始し全線で決済に受け入れを始めた。地下鉄の乗客は、中国工商銀行のモバイルアプリを使って運賃を支払うことができる。中国東部の蘇州では地下鉄5号線が開通し、デジタル人民元での決済が可能になった。乗客はモバイルアプリを使って指定の QR コードをスキャンし、チケットを購入することができる。(北京地下鉄、新浪金融)
AI ベースの数学問題を解くアプリを運営する Mathpresso(매스프레소)が560億ウォン(約54.9億円)を調達した。累積調達金額は1,200億ウォン(約118億円)に達した。わからない問題を写真に撮ってアップロードすると解説を受けられるサービスで、毎月世界中の50カ国980万人が利用。調達した資金を使い、非対面教育ソリューションとコミュニティを披露する計画。
人工知能(AI)の統合相談ソリューション「Cloudgate」運営会社 The White Communication(더화이트커뮤니케이션)が270億ウォン(約26.5億円)を調達。非対面環境に最適化されたソリューションで、在宅勤務環境でも相談サービスを提供可能。調達した資金は、サービスの高度化とグローバル市場の拡大に利用する。
インドネシアの e コマースソリューション「Tokotalk」運営会社 Codebrick(코드브릭)が132億ウォン(約12.9億円)を調達。モバイルに特化した e コマースソリューションで、SNS 上で検索・購入・決済・配送などをワンストップで提供。サービス開始から3年で累積販売数50万人を突破。
Music Cow(뮤직카우)は2016年に設立された音楽著作権株式取引プラットフォームで、証券取引所と同じ構造の分割音楽著作権売買システムを独自開発運営している。最近アート、不動産などの代替資産に投資する MZ 世代(ミレニアルと Z 世代)の注目を集めており、今後の海外市場への進出と、ウェブトゥーン・Web 小説・ドラマ・映画など多様な文化 IP に拡張する成長性を認められた。2020年の売上高は128億ウォン(約12.6億円)だ。
Twinny(트위니)は自律走行ロボットを開発・製造する産業用ロボットメーカーだ。自律走行や混雑走行で重要な台車の位置と軌跡演算アルゴリズムを開発し・保有しており、発売された製品「NarGo(나르고、「運ぶ」の意)」「TarGo(따르고、「ついていく」の意)」で商品性が認められた。最近、自律走行ロボットの活用が倉庫・介護施設・空港などの非製造環境でも高まっており、今後、物流業界など 3D 分野の人材不足を置き換え、さまざまな分野に拡張可能である点が高い評価を受けた。