モノの貸し借りマッチングアプリ「Alice.style」運営、新生銀行やSBIから22億円を調達【日経報道】

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「Alice.style」
Image credit: PeaceTecLab

6日の日経報道によると、モノの貸し借りマッチング最適化プラットフォーム「Alice.style(アリススタイル)」を運営するピーステックラボが、新生銀行や SBI グループなど十数社から約22億円を調達した。同社はこれまでに、NN コーポレートキャピタル、加賀電子、 イノベーション・エンジン、HTG、リコーリース、アスクルなどから調達していることが明らかになっている。

同社の累積調達金額は明らかになっていないが、INITIALSTARTUP DB が集めた情報を総合すると、創業期から2018年7月までに4.1億円を調達、2020年5月期には資本金3.03億円・資本剰余金3億円に達していたが、2021年4月に資本金を11億円から9,550万円に減資、その後、2021年6月時点で資本金を4億8,000万円まで増資している。

ピーステックラボは2016年6月の設立。創業者は、時事通信、専修大学経営学部教授、ネットベンチャーの先駆けと言われたガーラの会長を経て、エイベックスデジタルで動画配信サービス「BeeTV」の立ち上げに関わった村本理恵子氏だ。個人間および企業から個人に商品をレンタルし、独自アルゴリズムでマッチング最適化するプラットフォームを運営している。

同社は今回調達した費用を、人材採用、広告宣伝、システム開発、出品物を保管する倉庫の拡張に充てる模様。現在のユーザ数は50万人で2年後に200万人の達成を目指す。

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