登山者コミュニティ「YAMAP」、情報投稿者に貢献を還元するコミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」を導入

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Image credit: Yamap

福岡を拠点に、登山者向けのコミュニティ・プラットフォーム「YAMAP(ヤマップ)」を運営するヤマップは14日、YAMAP の利用と山の環境整備を恒常的に繋ぐ仕組みとして、YANAP に循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」を導入したことを明らかにした。

これまで YAMAP への情報投稿は、ユーザのモチベーションに委ねられてきたが、DOMO を導入することで他者への貢献を価値化・可視化することにより、他ユーザやコミュニティに貢献した人にポイント還元する。ユーザ同士の投稿内容に対するリアクションとしてのコミュニケーション手段「いいね」も DOMO に統合する。

貯まったポイントはを使って、ユーザは山の環境整備を支援することができる。開始時点では、「どんぐりの苗を植林し、山の再生に繋げるプロジェクト(熊野古道/和歌山県田辺市)」と「大雪山(北海道)の登山道整備プロジェクト」が利用可能で、今後、植林活動は水俣、英彦山、栃木、群馬などに順次拡大し、プロジェクトも「登山道整備」「バイオトイレの設置」などに拡大する計画だ。

投稿内容が他ユーザにもたらすメリットに応じてポイントを付与することで、投稿者にインセンティブを与えるしくみとしては、アメリカの Reddit がブロックチェーンを使ったポイントシステムを採用した例がある。また、日本ではグルメアプリ「SynchroLife(シンクロライフ)」が、ユーザの投稿内容や実際の来店に応じて、Ethreum 連動のトークンを付与する機能をアプリ上に搭載している。

ヤマップは登山愛好家の春山慶彦氏(現・代表取締役)が2013年に設立(設立当初の社名は SEFURI)。携帯電話の電波が届かない山においても、ユーザは位置衛星からの GPS 電波だけで現在地を知ることができる登山者向けの地図アプリ「YAMAP」を開発した。これまでに複数のサービスを立ち上げたほか、カメラやスマートフォン、スマートウォッチメーカーとの提携などにより、売上の多角化を図ってきた。