マイクロモビリティ「LUUP」、総額20億円を調達しシリーズBをクローズ——森トラストやONLabのESGファンドらが新たに参加

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Luup 代表取締役の岡井大輝氏
Image credit: Masaru Ikeda

電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開する Luup は17日、直近のラウンドを約20億円の調達でクローズしたことを明らかにした。シリーズ B ラウンドと推定される。

これは、今年5月発表のラウンドの継続で、今回出資を表明したのは、森トラスト、DG インキュベーションが運営する Open Network Lab の ESG ファンド「Earthshot ファンド」、ZENRIN FUTURE PARTNERS、大東建託(東証:1878)など。大東建託は、2020年12月に実施したラウンドにも参加していた。

Earthshot ファンドは、デジタルガレージ(東証:4819)傘下の DG インキュベーションが7月に発表した同社初の ESG ファンドで、本件が初号投資案件となる。

通算で創業来5回にわたる投資ラウンドで、LUUP が調達した資金総額は明らかになっているものだけで32億5,500万円以上に達した。INITIAL は今年4月時点での同社の時価総額を約67億円と推定している

Luup は2018年7月、東京大学農学部を卒業後、戦略系コンサルティングファームにて上場企業の PMI(経営統合支援)や PE ファンドのデューデリジェンスなどを手がけた岡井大輝氏により創業。主に東京や大阪で、電動アシスト自転車のシェアリングによるマイクロモビリティサービスを提供しており、4月からは国土交通省の特例認可を受け、公道走行可能な電動キックボードのシェアリングサービスを開始している

via PR TIMES

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