フェムテックブランド「Rinē」、吸水ショーツに続く第2弾「授乳用吸水ブラレット」の予約受付を開始

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Image credit: Rinē

フェムテックブランド「Rinē(リネ)」を展開するNeithは31日、生理期間中に使用する吸水ショーツに続く第二弾のプロダクトとして、授乳期間中に使える吸水ブラレットの予約販売を開始した。同社は6月に総額約5,000万円の資金調達を発表している。

従来産後の女性が使用する授乳ブラには吸水性がなく、母乳漏れを防ぐためには母乳パッドが活用されることが多い。しかし「2〜3時間ごとに取替が必要」「擦れると痛い」といった課題があり、そうした母親たちの声を形に今回の吸水ブラレットが誕生した。

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同社の吸水ブラレットや吸水ショーツのメイン素材として採用してされている「テンセル™」は、持続可能な方法で調達した天然の木材を原料とした環境に配慮した繊維。生分解性を有するため、自然環境に還ることができるという。またサステナブルの観点のみならず、締め付け感を抑える柔らかさと吸水速乾性・抗菌防臭機能も備え、機能性にも優れている。

吸水ブラレットは吸水ショーツの構造が活かされつつも、カップの形状に影響が出ないよう半分の薄さを実現している。本販売は9月6日を予定しており、価格は5,900円(税込)。

生理期間中に使える吸水ショーツについては2021年3月にジーユーが発売を開始したほか、8月23日にはユニクロも9月からの発売開始を発表しており、国内での市場拡大の機運が高まっている。

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

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