
Tencent Music(騰訊音楽) は、NFT(非代替トークン)技術で構築された「デジタルコレクション」をリリースする。貴州省が、解放された仮想通貨マイニングの電気を EV の充電容量に変える野心的な計画を明らかにした。 Tencent(騰訊)がブロックチェーンの特許を取得した。
Tencent(騰訊)、NFT とブロックチェーンの動きをさらに強化
- Tencent Music(騰訊音楽) は9日、同社の音楽ストリーミングサービス「QQ Music(QQ 音楽)」で今月から「デジタルコレクション」をリリースする予定であるとを発表した。同社は中国メディアに対し、このコレクションが NFT 技術を取り入れたものになることを確認した。このコレクションには、動画、音声、デジタルレコード、有名人のグッズなどが含まれる予定だ。この発表より一週間前、Tencent は NFT 取引プラットフォーム「Huanhe(幻核)」をローンチした。(TechWeb)
- 中国の企業情報データベース「Tianyancha(天眼査)」によると、 Tencent は「ブロックチェーンネットワーク上で学生のアイデンティティ情報を処理する」特許を取得した。同社は2019年9月にこの特許を申請。この技術は異なる期間のユーザの学校のアイデンティティ情報をブロックチェーンネットワークに保存し、データが安全で改ざんされないようにすることができるというのが要旨だ。(科創板日報)
仮想通貨マイニング事業の係争
中国を拠点とするビットコインマイニングメーカー Ebang International(億邦国際)は、9日のプレスイベントで、中国で上場している Huatie Emergency(華鉄応急設備)との間で約4億人民元(約68.2億円)のビジネス紛争の最中にあると述べた。中国メディアは以前、Huatie の新疆にある子会社が、2018年に Ebang から4億人民元相当のクラウドコンピューティングサーバを購入する契約を結んだと報じていた。(科創板日報)
マイニング禁止で EV 導入が加速
中国南西部の貴州省は最近、2021年に4,500カ所、今後2年間でさらに1万カ所の電気自動車用充電ステーションを建設する計画を発表した。同省では、中国政府がビットコインや仮想通貨マイニングを取り締まったことで得られた電力を利用している。貴州省では、2023年までに38,000カ所の EV 充電ステーションを設置し、各都市に最低1カ所ずつ設置することを目標としている。また、ショッピングモールの駐車場の20%を EV 充電ポイント用に確保する。(Cointelegraph)
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