ブロックチェーンゲームは2021年前半だけで4.7億ドル(約520億円)調達した(1/6)

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InvestGame tracks record deals in the game industry. Image Credit: InvestGame

パンデミックでゲームが躍進したことは知っていたが、ゲームへの投資や買収もどうやらブームに火がついているらしい。さらに付け加えれば、ゲームとブロックチェーンを組み合わせれば、もっと熱くなるんじゃないだろうか?

ーーこの疑問に対する答えはいくつか用意されているようだ。2021年上半期には、24の暗号・ブロックチェーンゲーム会社が4億7600万ドル相当の投資資金獲得に成功している。中身を見てみると、Forte(1億8500万ドルを調達)、Animoca Brands(第2四半期に8900万ドルを調達、その後も調達)、Mythical Games(7500万ドル) のわずか3社がこの全体の75%を占めているらしい。InvestGame社のレポートが伝えている。

InvestGame社は、2021年上半期にゲーム会社が関係した489件のクローズドおよび公表済みの増資案件を調査し、その総額は502億ドルに達したという。これには投資、買収、株式公開などが含まれる。そしてこの金額は2020年上半期のゲーム関連取引の数字の4倍を超えており、ゲームにとっては前例のない数字となった。

中でもクリプト系ゲームへの投資は全案件のわずか5%、総額の9%に留まる。実際、今週発表されたZyngaの発表では、モバイルゲーム「Golf Rival」を作っているStarLarkというゲームスタジオに5億2500万ドルを支払っている。これは上半期にクリプトゲームへ投入された資金のすべてを上回る金額になっている。

ブロックチェーンゲームはまだ始まったばかりだ。

ブロックチェーンゲームのエグジットについて言うとこれら投資先企業の多くが買収するには早すぎるため、まだ多くの資金を生み出すには至っていない。こういった企業のエグジット(そしておそらくIPO)は将来的に起こる可能性の方が高い。ブロックチェーンゲームに投入されている資金の多くはスタートアップへの投資という形を取っている。そういう意味で考えると、この金額はやはり注目すべき数字なのだと考える。また今年の第3四半期にOpenSea(NFTマーケットプレイス)が15億ドルの評価額で1億ドルを調達したように、この流れは続いているのだ。ちなみにこれはイーサリアムが取引をさらに活性化させるために手数料を下げ、環境への影響懸念を払拭するためのハードフォークを実施する前の話だ。

次につづく:毎週2億ドルが売られる「NFT」ブームのゆくえ

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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