
Unity は、リモートデスクトップアクセスやストリーミング用ソフトウェアを開発する Parsec を買収する契約を締結したとを発表した。買収額は現金で約3億2,000万米ドルだ。
Parsec はパンデミックの際、多くの人が自宅から職場のコンピュータにアクセスできるようにしたことで、ゲームデベロッパにとって便利なツールとなった。UbiSoft やセガなどの企業も、ジャーナリストや(私のような)ストリーマーにゲームのリモートデモを提供するためにこの技術を利用していた。
Unity は、同名の人気ゲームエンジンを開発している。Parsec の技術が Unity にとってどのように役立つかは、想像に難くない。Unity は今回の取引について次のように発表している。
この取引は、Parsec と Unity のクラウドビジョンの拡大に向けた重要なステップだ。クリエイターは、リッチでパワフルなツールとシームレスなクラウドインフラを利用して、場所やデバイスを問わずに作業ができ、未来のリアルタイム 3D 体験を提供することが期待される。
Unity は、この買収が第3四半期中に確定すると見込んでいる。Unity は2020年に上場、その後、マルチプレイヤーネットワークフレームワークの MLAPI、コンピュータビジョンとディープラーニングの RestAR、3D データ最適化技術開発の Pixyz Software など、買収を活発化させている。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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