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グローバル決済サービスを提供する Airwallex(空中雲匯) は、シリーズ E ラウンドで2億米ドルを調達し、同社の時価総額は40億米ドルに達した。

Photo credit: Airwallex
今回の資金調達ラウンドは、Lone Pine Capital(孤松資本)がリードし、G Squared、Vetamer Capital Management などの新規投資家も参加し、さらに既存投資家である 1835i Ventures、DST Global、Salesforce Ventures、Sequoia Capital China(紅杉資本)も参加した。
今回の投資は、Airlallex の拡大計画を加速させ、エンジニアリング拠点での製品開発イニシアチブを導入するために使用される。また、営業・販売チームの雇用も拡大する。
Airwallex の共同創業者兼 CEO Jack Zhang 氏は次のように語った。
今回の追加資金により、北米、イギリス、ヨーロッパのほか、西アジア、南米、東南アジアなどの新規市場でのプレゼンスを拡大し、グローバルな決済における圧倒的なリーダーになることができる。
同社は金融プラットフォームを提供しており、企業がオンライン決済、財務、支払いをグローバルに管理できるよう支援している。
Airwallex によると、2021年上半期の収益は1年前に比べて約150%増加したという。また、2021年の従業員数は約2倍となり、世界20拠点で約1,000人のスタッフを雇用している。
同社は現在までに、7億米ドル以上の資金を調達した。同社は最近、マレーシア中央銀行(Bank Negara Malaysia)からマネーサービス事業免許を取得し、マレーシア国内の企業向けに国際的な決済ソリューションを提供できるようになった。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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