Walmart支援のPhonePe、インドのデジタル決済状況がわかるWebサイト「Pulse」を開設

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インドを拠点とするデジタル決済大手 PhonePe は、同社の決済ポータルを通じて行われた国内のデジタル決済に関連する統計や洞察を提供するインタラクティブなウェブサイト「Pulse」を開設した。

「PhonePe Pulse」
Image credit: PhonePe

このサイトでは、Walmart の支援を受けている PhonePe がこれまでに処理した200億件以上のトランザクションのデータを基にしている。国内のデジタル決済市場の45%以上のシェアを持つ PhonePe は、このデータがインドのデジタル決済の習慣を示すものであると述べている。

PhonePe は、決済データを、ピアツーピア、加盟店決済、リチャージ・請求書払などのカテゴリに分類している。新しいプラットフォームでは、州ごとのデータと、1万9,000のピンコードの場所ごとの数値が表示される。

匿名のユーザデータは、四半期ごとに公開されるほか、詳細な年次報告書も発行される。また、このプラットフォームでは、デジタルペイメントに関連する消費者や加盟店のユースケースに関する記事も掲載される。

PhonePe の創業者兼 CEO Sameer Nigam 氏は次のように述べた。

Pulse は、デジタル決済のエコシステムに恩返しするための我々の方法だ。5年前に PhonePe を立ち上げたとき、国内のデジタル決済のトレンドに関する信頼性の高い粒度の高いデータを得るのに苦労した。

PhonePe は、インドでトップクラスのフィンテックプラットフォームであり、3億人以上の登録ユーザを抱えている。ACI Worldwide のレポートによると、2025年までに同国ではデジタル決済が全決済の71.7%を占めるようになるという。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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