ソーシャルメディア「Vine」の共同創業者 Dom Hofmann 氏がテキストと NFT(非代替トークン)を使ったファンタジーゲーム「Loot」を立ち上げ、わずか5日間で4,600万米ドルの売上と1億8,000万米ドルを超える時価総額を記録した。Loot のコミュニティには、Aave、Axie Infinity、Fractional Art のデベロッパななど、コミュニティ「Web3」(分散型アプリケーション(Dapps)などを実現するプロジェクト「Polkadot」を構築)の創業者らが参加している。
<ピックアップ> Vice Raises $85 Million as SPAC Talks End, Smith Yields Control The Information の8月31日の報道によると、モントリオール発のスタートアップで若者向けメディア「VICE」を運営する VICE Media は特別目的買収会社(SPAC)による IPO の交渉をひとまず終了し、既存投資家から8,500万米…
The Information の8月31日の報道によると、モントリオール発のスタートアップで若者向けメディア「VICE」を運営する VICE Media は特別目的買収会社(SPAC)による IPO の交渉をひとまず終了し、既存投資家から8,500万米ドルを調達した。この取引の一環として、共同創業者の Shane Smith 氏は議決権を放棄すると報じられている。
現在の目標は VICE Media を黒字化することだ。同社は、7GC & Co. が出資する SPAC との合併による IPO で資金を調達したいと考えていたが、James Murdoch 氏の Lupa Systems や Sixth Street Partners などの既存投資家は、今すぐにでも黒字化を達成できるようにするため同社へ投資することに同意していた。
VICE Media の時価総額は確定できていないが、今年初めの報道によると、SPAC が Vice に提示した金額は約25億米ドルで、2017年当時のピーク時の時価総額である57億ドルに比べて約56%も低くなっている。この報道が出る数日前には、VICE Media の編集部門で働いていた20人弱を解雇したことが明らかになっていた。
本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載 良品計画本社で商品の企画デザインのチームを統括、東京・銀座を中心に開催中の企画展 「Life in Art Exhibition」の企画や運営にも深く関わっておられる宮尾弘子氏に話を聞きます。 前半では無印良品がアートプロジェクトに関わる理由などについて伺いました。後半では、起業家やビジネスパーソンに…
やはり、その国のトレンド——今、何が求められているのか?——を押さえながら、今回やったエキシビジョンとは全く毛色の違うようなものに着地していけたら面白いんじゃないか、と事務局のメンバーとは話をしています。同じ Life in Art ですけれども、扱う題材は全然違うみたいなことの方が面白いんじゃないか、と。また、ビジネス的な話で言えば、ニュース性も大事ですね。
宮尾:はい。銀座店以外にも会場がたくさんあります。東京駅近くにギャラリーを併設した「IDÉE TOKYO」という店舗がありますが、そのギャラリーでは50名以上の著名なアーティストに参画いただいてオークションをやっています。これはちょっと面白い試みで、「自分が次の方に受け継ぎたい、あなたの考える Life in Art は?」というテーマでオークションを行なっていて、第1期はすでに終了し、第2期が始まっています。
また、先ほど申し上げた社会への貢献という形でも事業展開しています。東京ビエンナーレで協力いただいている東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア)で、コーヒーショップ、サテライトオフィス、美容室、ギャラリーなど31ヶ所に Life in Art Exhibition のサテライトギャラリーとして参加していただいており、会場オーナーの方々が紹介したいアーティストや IDÉE でお付き合いのあるアーティストの方々の作品を展示していただいています。
コロナ禍でなかなか飲食店を訪問するには一息必要だし、お店もすごく苦しい状況になってしまっている中で、今回サテライトギャラリーを一緒にやらせていただくことで、お客様がお店に来ていただけるきっかけ作りとなって社会に貢献できているじゃないかと思っています。Life in Art Exhibition の情報を配信はインスタグラムの公式アカウントでも行っています。訪問できない方も様子を見ていただくことができますし、オークションはオンラインでも参加できるので、是非楽しんでいただければと思います。
Heavy Metal は、44年間に渡ってジェットコースターのようなメディア業界を生き抜いてきた会社だが、今後も継続していくために Crypto.com と提携して NFT(非代替トークン)への移行を進めている。 ファンタジー、SF、ホラー分野の代表的な出版社である Heavy Metal は、ブロックチェーンの透明で安全な台帳を利用することで一点物として認証する NFT の収益化の可能性を活用…
Heavy Metal マガジンの NFT があなたのものにやってくる。 Image Credit: Heavy Metal
Heavy Metal は、44年間に渡ってジェットコースターのようなメディア業界を生き抜いてきた会社だが、今後も継続していくために Crypto.com と提携して NFT(非代替トークン)への移行を進めている。
ファンタジー、SF、ホラー分野の代表的な出版社である Heavy Metal は、ブロックチェーンの透明で安全な台帳を利用することで一点物として認証する NFT の収益化の可能性を活用することを計画している。Crypto.com と協力すれば、希少なデジタルコレクターズアイテムを作成し、ファンやコレクターに販売することが可能となる。
ニューヨークの出版社である Heavy Metal は、Crypto.com の NFT を収集・取引するためのプラットフォームを利用して、1977年以来ファンタジー、SF、ホラーのジャンルをカバーしてきた同社のコミックブックのコンテンツに新たな価値を見出すことを計画している。中心となるのは Heavy Metal Magazine で、今回の提携によりファンやコレクターがさまざまな限定コンテンツを探索したり取引したりできるよう、Crypto.com に Heavy Metal Magazine ストアが開設される。
Medney 氏は John Connelly 氏との共著であるSF書籍「Beyond Kuiper: The Galactic Star Alliance」の著者だ。Medney 氏は、Heavy Metal の世界への入り口として NFT を作り、George C. Romero 氏のようなクリエイターにファンがアクセスできるようにしたいと考えている。同氏は声明の中で、Crypto.com/NFTとのこれからの4ヶ月間は〝狂気の沙汰〟になるだろうと述べた。また、「パートナーであるHeavy Metal の社長兼スタジオ責任者 Tommy Coriale 氏の言葉を借りれば『Buckle f-up』だ。」と続けた。
SF 小説「Beyond Kuiper: The Galactic Star Alliance」を元にしたイギリスのストリートアーティスト Thumbsの 作品をはじめ、SF をベースにした幻想的な宇宙を表現した作品が初公開される。
NFT に舵を切る Heavy Metal。 Image credit: Heavy Metal
「Beyond Kuiper」コレクションに続いて、Heavy Metal は George C. Romero 氏の父親である George A. Romero 氏が1968年に発表した傑作ゾンビ映画「Night of the Living Dead」のプロローグとなったコミックシリーズ「The Rise」をベースにしたドロップをリリースする予定である。
3つ目のコレクションは、Heavy Metalのポッドキャスト「I Hate Myself」のホストでもあるJoe Trohman氏(マルチプラチナム・ロックバンド「Fall Out Boy」および「The Damned Things」のギタリスト)が最近発表したプロジェクト「The Axe」をベースにしたものだ。「The Axe」は、Joe Trohman氏とコメディアンのBrian Posehn氏が共同で制作した。
Heavy Metal は1977年の創業以来、ホラー、SF、ファンタジーコミックを出版してきた。 Image Credit: Heavy Metal
1977年に Heavy Metal が創刊された当時、コミックブックは物議を醸した Comics Code Authority によって厳しく規制されていた。Heavy Metal は破壊的なSF、ファンタジー、ホラーの物語を伝え、カウンターカルチャーを支持してきた。
IP 企業として、文化の流れに沿った意味のある方法でコンテンツを提供する方法を見つけることは、当社の持続可能性と成長に不可欠です。NFT の現実は、印刷がデジタルに移行したときに、当社のブランドと主張をファンのために新しく、愛されるコンテンツの道筋に迅速に実装して収益化し、移行の実現ができることを示すもう一つの例です。(Medney 氏)
Crypto.com NFT は、Aston Martin Formula One Team、Beatport、BossLogic、Boy George、Diego Perrone、Lega Serie A、Lionel Richie、Mr. Brainwash、Snoop Dogg など、アート、デザイン、エンターテインメント、スポーツ、ファッションの世界で活躍するクリエイター、セレブリティ、ブランドによる非ファンギブル・トークンを収集・取引するためのキュレーションされたプラットフォームだ。
Robloxは、ゲームの世界にVansのスケートボードのメタバースを再現したインタラクティブな遊び場「Vans World」を開設したことを発表した。 Vans World は、House of Vans などのスケートパークにインスパイアされたもので、ファンが友達と一緒にオーリーやキックフリップを練習できる永続的な3D空間となっている。これは、「Snow Crash」や「Ready Player…
Vans World は、House of Vans などのスケートパークにインスパイアされたもので、ファンが友達と一緒にオーリーやキックフリップを練習できる永続的な3D空間となっている。これは、「Snow Crash」や「Ready Player One」などの小説に出てくるような、すべてが相互につながった仮想世界である同メタバースへのブランド初の進出となる。
今回のローンチにより、Vans はスケートボード、ファッション、コミュニティを一つの体験にまとめた初めてのブランドとなる。Vans の4つのシルエットが用意され、ファンはカスタマイズして着用することが可能。これは、Roblox のサードパーティデベロッパーである The Gang Stockholm が制作したもので、私はデモイベントでこの作品を見ることができた。
現実世界の鏡
Roblox に開設された Van World には、汚れもゴミも無い。 Image Credit: Roblox
Roblox のブランドパートナーシップ担当副社長の Christina Wootton 氏は、プレスイベントで、Roblox のコミュニティにはVansの愛好家が多く、彼らはこの体験を求めていたと語った。またVans Worldについての会話は、数年前から始まっていたと言う。
きっかけとなったのは、ブランドに対するコミュニティの愛でした。Vans は、Roblox で何がうまく機能しているのかに耳を傾け、自分たちのコミュニティや、人々が自分たちのブランドとどのように関わりたいと思っているのかを考えました。そして、それをどのような方法で実現するかを考えていました。このような最高の体験を提供してくれた The Gang Stockholm チームに感謝します。(Christina Wootton 氏)
ロンドンのHouse of Vansや、ウォータールー駅の地下にあるスケートパークなど、実在する場所を取り上げている。
Vans のグローバル・ブランド・デジタル・マーケティング担当シニア・マネージャーの Julia Patkowski氏 は、プレスイベントで次のように語った。
ロンドンの会場によく似たカフェがあります。彼らはそれを実現するために本当に努力しました。
Vans World ではサイズ66の靴も販売されるが、これは Vans が現実世界で作ったものをベースにしている。
Regina 氏は、アジア太平洋地域、パリ、シリコンバレーのメディアとテクノロジーのスタートアップ業界で16年の経験を持っている。最近では、Facebook のイントラプレナーとして、VC とのパートナーシップやスタートアップの成長に関する新しいビジネスユニットを立ち上げた。それ以前は、パリに拠点を置く Entrepreneur First の Entrepreneur in Residence(EIR)だった。
それ以前は、テックメディアのスタートアップ SGEntrepreneurs を立ち上げ、後に Tech in Asia に売却した。また、シンガポールのアーリーステージのテクノロジー投資会社である Thymos Capital の創立メンバーでもある。また、Mashable のアジア進出の陣頭指揮を執った。Regina 氏は、シンガポール国立大学の卒業生だ。