同社は、女性ファッションアプリ「BRANDI(브랜디)」、男性ファッションアプリ「HIVER.(하이버)」、子供ファッションアプリ「MAMI(마미)」を展開。細分化されたターゲットへの最適化戦略が成功し、モバイルショッピング市場を急速に成長させた。8月に NAVER から新たに200億ウォン(約19.1億円)を調達、ヤフーや LINE を通じて日本の消費者にリーチする計画が明らかになっている。
名古屋を拠点に、製造業向け生産管理 SaaS「monit(モニット)」を開発・運営するトランスミットは14日、シードラウンドで1.24億円を調達したことを明らかにした。このラウンドは KUSABI がリードインベスターを務め、Gazelle Capital が参加した。ラウンドステージはプレシリーズ A ラウンドと見られる。調達額には、名古屋銀行と日本政策金融公庫からのデットが含まれる。これは、トランスミットが昨年、Gazelle Capital から資金調達したのに続くものだ(当時、Gazelle Capital にとっては、初号案件だった)。
リードインベスターを務めた KUSABI は、ニッセイ・キャピタル出身の永井研行氏。JAFCO 出身の吉田淳也氏、グロービス・キャピタル・パートナーズ出身の渡邉佑規氏が立ち上げたファンド。ラウンド、チケットサイズ、バーティカルはいずれもフルライン対象だが、事実上アーリーラウンドへの出資が多い。これまでに、グローバルアートマーケットプレイス運営の TRiCERA のシリーズ A ラウンド、ユーザーヒアリングプラットフォーム「Zerone」運営のトリピアのシードラウンドへの出資参加が明らかになっている。