仮想通貨投資家、政府規制回避で国外に会社登記する動きが顕著に——中国ブロックチェーン界週間振り返り(10月13日〜10月19日)

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Image credit: TechNode/Xuewen Song

一部の中国の仮想通貨投資家は、政府の仮想通貨取引の取り締まりをバイパスする方法を探している。ハードウェアウォレット企業の KeystoneKeystone(鎧石)は、中国本土の顧客へのウォレットの販売を停止する。広東省政府は、ブロックチェーンを使って企業向けの銀行融資を促進する。

仮想通貨の取り締まり

  • 中国メディアの北京商報は18日、多くの中国の仮想通貨投資家が、中国のユーザに対する仮想通貨取引所の規制を回避するために、国外の会社証明を登録していると報じた。この報道によると、国外への会社登記サービスに対する需要が増加しており、多数のサードパーティ企業が中国の e コマースアプリで国外への会社登記サービスを販売することになった。中国が9月に仮想通貨取引の取り締まりを強化して以来、主要な仮想通貨取引所は中国本土の顧客へのサービスを停止している。北京商報
  • オープンソースのハードウェアウォレット企業 Keystone(鎧石)は18日の通知で、中国の法律を遵守するために中国本土のユーザへのウォレットの販売を停止すると述べた。同社は、投機的な仮想通貨取引の取り締まりを目的とした中国人民銀行の9月24日の指令を引用している。律動
  • 中国東部の浙江省の当局は9月初旬、公共資源を利用した仮想通貨マイニング事業を是正・停止するための作戦を開始した。この作戦では、4,699個のインターネットプロトコル(IP)アドレスをスクリーニングし、184個のIPアドレスを使用している77のエンティティが、政府やその他の公共所有のリソースを使用して仮想通貨をマイニングしている疑いがあることがわかった。浙江省網絡安全和信息化委員会

ブロックチェーン利用

  • 中国南部の広東省は、ブロックチェーン技術を利用した公共データ資産の証明書を国内で初めて発行した。同省政府は10月16日、地元の金属メーカーに証明書を交付した。この証明書は、メーカーの一定期間の電力使用量を検証したもので、銀行融資の際の抵当権証明書として利用できる。省政府のデータ管理チームは、プロセスを容易にするためにブロックチェーンベースのプラットフォームを構築し、さらに多くの証明書を発行する予定である。広東省政府

マネーロンダリング

  • 中国南西部の貴州省の警察は、仮想通貨を使って8億人民元(約143億円)相当のマネーロンダリングを行っているグループを摘発した。遵義市の警察は7月から事件を調査していて、332件の詐欺事件を発見し、100人近くの容疑者を逮捕し、8億人民元を仮想通貨やその他のルートでロンダリングされた資金にたどり着いた。貴陽晩報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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