NFTは技術、金融、アート、文化の交差点ーーa16zも支援「Meta4 Capital」のNFT1億ドル(約110億円)ファンド(2)

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Above: Brandon Buchanan is cofounder of Meta4 Capital.
Image Credit: Meta4

(前回からのつづき)確かにファンドが過剰な宣伝の上に価値がないかもしれないNFTに投資することは狂気の沙汰と思えるかもしれない。しかし、これが問題なのだ。

そう、私たちはかのMarc Andreessen氏とBen Horowitz氏に逆らうことはできないのだ。

Andreessen HorowitzはこれまでにCoinbase、Dapper Labs、AirBnbなどに資金を投入していることから、彼らから信頼を勝ち得ているということは大きな意味を持つだろう。このファンドは、デジタルアートやコレクターズアイテム(例:Bored Ape Yacht Club)、ゲーム関連のNFT(例:Zed Run)、メタバース関連の購入(例:バーチャルランド)に投資する。Andreessen HorowitzのゼネラルパートナーであるArianna Simpson氏は次のようにコメントした。

「NFTは単に中間業者として機能するプラットフォームではなく、参加する何百万人もの開発者、アーティスト、コレクター、さらにはゲーマーの間で直接価値を共有する新世代のインターネット製品やサービスの原動力となっています。Meta4 Capitalのチームは、NFT市場やWeb3分野において、ユニークで実績のあるパルスを持っており、この新しいファンドで彼らとパートナーになれることを嬉しく思います」。

Above: More NFT art
Image Credit: Meta4

今年初め、Meta4 Capitalはデジタルアートやコレクターズアイテムの購入、バーチャルランドの購入、NFT関連の暗号通貨の取引を目的としたパイロットビークル「Meta4 Capital LLC」を立ち上げて展開した。そのビークルは、CryptoPunks、Bored Ape Yacht Club、Meebits、Gutter Cat Gang、Zed Run、Sandboxなど、さまざまなプロジェクトから数十のノンファンジブル・トークン(NFT)を取得している。

Buchanan氏は本誌VentureBeatへのメッセージの中で次のようにコメントした。

「Meta4のテーゼは、Web3.0への移行を中心に構築されており、NFTは技術、金融、アート、文化の交差点にあると考えています。私たちは、投資家にこの急成長するアセットクラスに参加する方法を提供し、この分野に参入しようとしている少数株主たちの模範となりたいと考えています。なぜなら、マイノリティは投資家としてだけでなく、アセットクラスの参加者としても過少評価されているからです」。

Above: Nabyl Charania is cofounder of Meta4.
Image Credit: Meta4

Meta4は、NFTがよりインテリジェントなインターネット(Web3)の一例であるという信念に基づいて設立された。 Web3とは私たちが知っているWebが情報やつながりの場から、強力な機能を持つ分散型ネットワークへと技術が成熟したことを表している。その代表的な技術がブロックチェーンだ。

「NFTは単なるピクセルではありません。文化、技術、金融の交差点なのです。NFTは価値を獲得し、利用し、分配する方法についての新しい考え方を示しています。私たちはブロックチェーン技術によって、知的財産が媒介されなくなり、Web3で物事が最終的にどうなるかを目の当たりにしているのです」(Buchanan氏)。

この変化の最も印象的なアウトプットの一つは、共創への移行だとファンドは述べている。これはコンテンツの作成者が、そのコンテンツの消費者と直接的な関係を持ち、将来の所有権に関係なく、即時性を持ってコンテンツの利益を直接獲得する一方、消費者はコンテンツ作成者との価値関係を拡大して享受することを意味している。Charania氏も次のようにコメントした。

「NFTはこれまでにない規模で、クリエイターに直接価値が流れるようになることを示しています。加えてNFTは、ユーザーがクリエイターと肩を並べる投資家・パートナーになることを可能にします。これこそが、我々が待ち望んでいたインターネットの進化であり、NFTがWeb 3.0と没入型インターネットの幕開けとなるゆえんなのです」。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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