NFTとゲームを心から信じる者たち(1)

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Decentralized gaming
Image Credit: theblockcrypto.com

久しぶりにサンフランシスコでのパーティーに参加した。Yield Guild Gamesの創業者であるGabby Dizon氏の友人たちが、パンデミック前にゲーム業界やハイテク業界の面々をよく集めていた「Folsom Street Foundry」に久しぶりに集まったのだ。

Dizon氏と一緒にいたのは、ノンファンジブル・トークン(NFT)アートへの進出資金として2,500万ドルを調達したばかりのConcept Art HouseのCEO、James Zhang氏と、ブロックチェーンゲーム企業に投資するGumi Cryptosの共同創業者のMiko Matsumura氏だ。Dizon氏、Matsumura氏、Zhang氏の3人は、11月9から10日に開催されるオンラインイベント「GamesBeat Summit Next」で、NFTゲームや「Play-to-Earn」について話をする予定になっている。

さて、彼らはNFT、ブロックチェーン、Play-to-Earnの真の信奉者であり、その多くが長年に渡ってこれらのアイデアに没頭してきた。昨日今日、出てきた人物ではないのだ。NFTは透明性があり安全なデジタル台帳であるブロックチェーンを使って、ユニークなデジタルアイテムを認証する。

ゲーム開発者が、レアアイテムをオークションで高値で落札し、さらに再販するという新たな収益源を見つけられるようにすることで、Facebookゲーム、多人数同時参加型オンラインゲーム、モバイルゲーム、そして最終的にはすべてのゲームにフリープレイのような革命的かつ新しいビジネスモデルをもたらすことを目指している。

美術品、トレーディングカード、カードゲーム、ビデオゲームなど、コレクターズアイテムを持つものは、NFTの技術を使って、コピーし放題のデジタルアイテムではなく、希少価値のあるアイテムを作ることができる。NFTはお金と変わらない。信じればそれは本物になる。そして、ゲーマー自身が利益を得ることができるものなのだ。私が参加したパーティーではみんなが信じていた。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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