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日本のホスピタリティ企業 Section L は、シードラウンドで Feedback Ventures や名前非開示のエンジェル投資家から100万米ドルを調達した。
2020年に設立された Section L は、独自に開発したソフトウェアを用いてアパートメントホテルを運営している。このソフトウェアでは、訪問者がアプリを通じてすべての取引を行い、他の宿泊者と交流することができるため、コロナ禍でも物理的なやりとりを最小限に抑えることができる。
Section L はローンチから2ヶ月で黒字化を達成し、東京にある他のホテルを4倍も上回る稼働率を達成したと述べている。同社の収益は、オーナーに代わって物件を管理することで得られる利益の一部と、デザイン、セットアップ、ソフトウェアのサービス料で構成されている。

Photo credit: Section L
Section L の共同創業者兼CEOである Howard Ho 氏は、Tech in Asia の取材に対し、次のように述べている。
ホテルのゲストをコミュニティのメンバーとして参加させることで、滞在前、滞在中、滞在後にお互いに助け合うことができると考えている。
Section L は現在、東京の他の不動産事業者へのソフトウェアのライセンス供与を検討している。現在、銀座と浅草にある2つのアパートメントホテルと、渋谷のポップアップレストラン&ラウンジを運営している。
将来的には、オーナーが当社の管理する物件を売買する際に、仲介手数料を得ることも考えている。(Ho 氏)
Ho 氏はまた、日本の不動産免許を取得していて、ポートフォリオの資産価値を2,500万米ドルに設定していると語った。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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