オーダーメイド介護「イチロウ」運営、プレシリーズAで1億円を調達

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オーダーメイド介護サービス「イチロウ」を提供する LINK は11日、プレシリーズ A ラウンドで1億500万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ブラッククローキャピタル、三井住友海上キャピタル、マネックスベンチャーズ、LITALICO、コムレイズインキュベート。なお、調達金額には政策金融公庫からのデットファイナンスが含まれる。

同社にとって今回のラウンドは、2020年9月に実施したシードラウンド(ブラッククローキャピタル、三井住友海上キャピタル、マネックスベンチャーズから6,500万円を調達)に続くものだ。LINK は2017年、介護現場を10年以上経験した水野友喜氏(現代表取締役)により創業。2018年には、Open Network Lab のアクセラレータ第16期に採択された(当時のサービス名は Hale)。

イチロウは、公的介護保険では支援が受けられない在宅介護 ニーズに対して、オンライン上で介護士をマッチングし派遣するサービスだ。公的介護保険では、1時間以上の介護を受けることができず、また、電球の交換など介護保険法で認められていないサービス 内容には利用できない。イチロウでは時間に余裕のある介護人材と高齢者をを最短5分間でマッチングする。

同社ではサービス開始からの2年半で4,500回以上のマッチングを実施し、99%以上のマッチングが成功しているという。高齢者ユーザの利用の頻度やタイミングに応じて、「スポット」「マイノリティ」「オンデマンド」「レギュラー」と分けた分析では、頻度及び金額(つまり利用の長さ)ともにレギュラーが約半数を占める。つまり、サービスを恒常的かつ頻繁に利用するユーザが多いということだ。

イチロウのサービスやユーザについての詳細分析については、水野氏が note の記事を4本ほど公開しているので、そちらに委ねたい。同社では今回調達した資金を使って、現在サービスを提供する東京と名古屋でのサービス基盤とマーケティングの強化を行う計画だ。この分野には、カイテクやみーつけあなどの競合が存在するほか、アメリカでは Honor が先月、ユニコーンクラブ入りを果たした

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